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蠍座の愛と推しはおわらない。

漫画とか小説で「恋」を知った。
あまりピンとこなかった。

官能小説で「性」を知った。
カラダにスイッチがあることがわかった。

「愛」っていうのは……
たぶん人生ではじめて飼った犬がきっかけ???かも。
それからこどもを授かったとき。


私が生まれた日の太陽は天秤座にいて、
金星と火星と天王星は蠍座にいた。
これはまぁまぁ蠍座成分多めと思われる。

公の顔は天秤座っぽく振る舞って
私的で緊密な関係においては蠍座を出す。

この行動が私のプロフィール文の由来。

天秤座は相手の顔を見て、話すことを聞いて、好ましいと思われる反応をする。ちょっと嘘つきみたいに見えるかもしれない。
でも、その時点での正解で真実を表現してる。
不調和が起きないように。
対して蠍座は裏を読む。
この相手の言うことは、この反応は本心かどうか。
私をどう思っているか、これは社交辞令、これは本音。
ゲームのように心理戦を楽しみ、滅多に自分の本音を出さない。親しいひとは別。
アンテナを立てる分、疲れやすく狭く深くの付き合いになりやすい。

私はさっぱりして見られるのだが、その実、裏でぐるぐるひとりで考えて頭が重たくなっていたりする。
全然自分に関係ないひとびとの愛の模様を見ているだけで、心を痛めたりしている。

基本的に私は一度、標的にしたヒト・モノを愛さなくなることはない。
オタクのひとがよく語っていたりするが、推しを推さなくなったからと言って愛が冷めたのではなく、次の推しに目が行っているだけ。それと同じ。
ずっと好きだ。

なので、世間のカップルが結婚したのに裁判沙汰になったりしているのを見ると、ニンゲンってさまざまなんだな、という感想を持つし、勝手に傷ついている。なぜ、愛さなくなるのだ……?と。

私は恋人と揉めて別れたことが一度もない。
相手がみんないい奴だったのは勿論だが、私は相手を嫌いにならないように可能な限り努力していた。
交際していれば、割と相手の心理状態を読めてしまうから「良い反応」を引き出すための行動を自然に取っていた。これは無理してる訳じゃなくてそうしたいから。いま楽しいだけじゃなくてずっと好きでいたいから。
結果それほどケンカすることも揉めることもなかった。

愛していたのに憎くなるのは、いったいどの時点なんだろうと巷の事件を見ていて思う。

生まれた家庭がリラックスできない状態だったせいもある。
もうあんな思いはたくさんなのだ。親だけで。
私とパートナーとで再現ドラマは絶対にやりたくない。
親が反面教師でよかったのかもしれない。

いまの家庭は特にごちゃごちゃしていない。
たまに娘が「パパとケンカしてた?」って過剰に心配して訊いてくるが、私と夫は同じように家庭にトラウマがあるので言い合っているように見えてもお互いすぐに引くし、あまり突っ込まないようにしている。
(夫は金星水瓶座で火星双子座なのでものすごい冷めた人間である。)
先に面倒な経験をしていてよかった点ではある。

私がひとの恋愛模様を見て傷つく、ということはおとなになるまで自覚がなかった。
最近、内省していてわかった。
蛙化、とかこどもたちが日常的に言っていて、何でだよ!って思う。
好きになることに対して覚悟がなさすぎる、って思う。ひとの勝手だけれど。

私の愛は重い。
愛するかどうか、ちゃんと見極めてから愛する。
なんとなく味見とか、しない。
私は自分が偏っているし、常識的じゃない自覚はある。
現代的じゃない、とも。
でも、この感覚を大切にする。
みんな道連れにして行く。

地獄までいっしょよ?




覗いてくれたあなた、ありがとう。

不定期更新します。
質問にはお答えしかねます。

また、私の12ハウスに遊びにきてくださいね。






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