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映画 Arc アーク 感想

無事に休みを過ごすことができました。で、朝一番の9:40からちょっと気になっていた、芳根京子さん主演のArc アークを見てきました。

朝一番で見るのはどうかな

近場のユナイテッドシネマ・としまえん、新座でやっていなかったから、お台場まで行きました。平日金曜日の朝一番だったので映画館自分一人。映画館で一人ってちょっと怖い。後ろの方で人の気配したらどうしようかと思ってしまいました。

一応ネタバレ防止のために、改行しますか。改行代わりに、人のいない座席風景を。

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一人しかいない広い空間で、全体は暗くなる。しかも、映画の序盤がちょっと怖い。ホラー映画ではないんだけど、「死体」に関する価値観が現実とちょっと違っている。

そういうSF作品なので、この序盤で引く人もいると思う。だからこの映画、としまえんとか新座とか、ファミリー層中心のシネコンではやっていないんだな。

映画館で一人だったから、思わず「朝一番で見るには、ちょっと違ったか?」と、マスクしながら呟いてしまいましたから。

ちょっと辛口評価になる

個人的に人に勧めるか?と言われると、あんまり勧めたいとは思わない。見た人がいれば、多少否定的な感想が含まれるが「あれは、どうなんだろうね?」っていう話はできる。


ネタバレありなので、書きますが、この辺。

90歳~135歳の描写が全く無いので、延命をやめることにした理由が分からない

これ、映画だとラストシーンの前が、息子である小林薫さんとその妻、風吹ジュンさんが無くなったという話の直後なので、それが理由なの?って思うけど、でも映画の世界線では45年経っているわけです。

これが100歳辺りでってならまだ分かるんだけど。ちょっと唐突というか、「ん?結局、有限の時間が良いという話か?」という感じがあったかなぁ。

原作小説があるのですが、自分は全く読んだことない。小説だとこの辺りの描写があったりするのだろうか?


あと、期待して行ったからというのもあるけど、芳根京子さんの80歳台の演技ってのが自分にはよく分からなかった。別の作品とかでは好きだし、個人的には先日までやっていた、「コントが始まる」で普通のOLさんを演じていたんだけど、あれとかすごく自然で好きだった。「チャンネルはそのまま!」みたいのも好きなんだけど。

SFだから現実を考える

とはいえ、SF作品なので扱っている「死」に対して、現実世界でどう考えるか?という点については、再認識するかな。有限の時間だから。

うーん、だからこそ、映画としてはいろいろ描写が足りない感じがしてしまうなぁ。他の人のレビュー見たら、ちょっと考え変わるかな。


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