映画 RRR 感想

とにかく最高だった。ただ、実質2本分の映画をまとめているような感じなので、長いのは長いです。3時間なので。でも、見てよかったし、手に汗握るエンタテインメントでした。

ということで、以下は #ネタバレ っぽいことも触れますので、初見希望の人は一旦ここまで。

映画『ＲＲＲ アールアールアール』｜絶賛上映中！

映画館の入り口上の巨大スクリーンで予告

見終わったあとに予告で興奮する

ボリウッド映画っていうんですかね。いわゆるインドの映画を映画館で見たのは初めてかなって思ったら、スラムドッグ・ミリオネアを一応見ているか。でも、踊りやアクションのをみていなくて、バーフバリの時に結局見に行けず、そういえば配信でもまだ見ていなかったです。

基本的には勧善懲悪なので、大きな流れとして、ストーリーに迷うことはないです。でも、それが良いんです。比較的分かりやすい展開だから、アクションやダンスシーンがまぁ際立ちます。

ああ、そういう意味では戦うシーンでは過激な描写もあるにはある。クローズアップはしていないから「グロい」っていう感じではないのですが、しっかりと描写しています。

むしろそれを含めた乱戦とかは、どうやって撮影しているんだろうか？と気になってしまいます。ちょっとスーパーヒーロ物の戦うシーンとはまた別の凄みがありましたね。

前半はそれで手に汗握る感じでした。

後半は少しバックグラウンドとかの話を加えて、見ている人が期待している展開にきちんとなります。「そう、これが見たかった！！」って誰しもが思うのではないでしょうか。

予告見るとなんとなく想像は付きますが、主人公の二人は対抗しているそれぞれの立場にいて、それと知らずに親友になります。それが、最終的に協力して本当の敵に向かうわけです。それが良いのです。

自分はその辺りで、不覚にも泣いてしまいました。シータがビームになんでラーマが警察にいるかっていうことを話したところ。

ちなみに3時間の間で、「あれ？○○でないの？」っていうことがちょいちょいあります。それから「体力復活早すぎない？」っていうことも。
そんなことはどうでもいいのです。細かいツッコミどころはあるけれど、それ以上の絵と音楽の迫力を楽しむのがこの映画の楽しみ方だと思います。

フォローしている方の記事もリンクしておきます。

映画見たあとで、記事読み直して知ったのですが、ビームとラーマは実在の人なんですね。

歴史上の人物をフィクションでについてはこの記事もあった。あれかな、日本だと「もし信長が生きていたら」的な話なのかな。

『RRR』歴史上の人物に基づく堂々たるフィクション、新たなる神話的叙事詩｜CINEMORE（シネモア）

ちなみに、エンディングのスタッフロールで、誰も席を立たなかったです。
まぁそりゃそうだよね。俺も途中まで「あ、これエンディングスタッフロール中なのか」と、気がつけなかったもん。

いやー、もう一回観に行こうかなぁ。