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今日から使える写真講座 Vol.06


6回目はお子様に写真を撮ってもらおう!です。

2018年6月から2020年1月まで、福井県の地域誌に寄稿していた写真を撮影する時に誰でもできるワンポイントレッスンを20回分を再構成してアップしていきます。

はじめに。

この写真講座は福井県内で一部地域に配布されていたフリーマガジンに寄稿していました。その時は月一ペースだったのですが、noteに書くにあたって、週3〜4転載しようと思うと季節感が合わないので、再構成しながら書いています。

そんな時、世間の状況は子供たちが家にいて、そろそろスマホやテレビにも飽きてきたとか、スマホを見過ぎているという情報がチラホラ。

ということで、元々寄稿していた時の想いとは若干変わってきますが、子供たちに遊びのひとつとして写真を撮るという事をご提案します。

ということで、始める前に、必要な備品は↓です。

もちろん、スマホやデジカメをお子様に渡して頂いてもいいのですが、「写ルンです!」写真を上手くなる秘訣と、気軽さがあるので、こちらを使っていただけると良いかなと思います。

なので、大人の方も、是非一度「レンズ付きフィルム」と呼ばれるこのアイテムを試してみてください。

お子様にオススメする理由

写るんですは気軽さがあるというのは先ほど書きましたが、それとは別に今回写真をお子様に撮ってもらう理由は、その気軽さ簡単さを利用して、お子様の目線や感性で写真を撮影し残すことをオススメしたいのです。

通常、ママ、パパがお子様の可愛い姿を写真に残すのもいいのですが、お子様が今見ている景色を残す事も将来成長を感じることができるのです。

ひとつテーマを作りましょう。

その時に、カメラを渡してあげたときに、テーマを伝えてあげましょう。

「パパとママの大好きなところを撮ってね!」とか、「春を探してみよう〜!」とか、どんなテーマでもいいのですが、これを続けて欲しいのです。

カメラを渡してあげるときに毎回同じテーマで写真を残していくことで、お子様が見ている世界がちょっとずつ成長しているのが見えてきます。

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「プリントして飾る」が重要

お子様が撮影した写真を、プリントして飾ってあげてください。
その時に、ブレてても、構図がぐちゃぐちゃでもOK!その写真を見てパパママがたくさん話できれば最高なのです。

「何を見てたのかなぁ?」

「ただ偶然かもね!」そんな会話でもOK。

それが何枚も増えてくると、見ているものが理解できるようになったり、写真の目線が高くなっていることを見て身長の伸びなどの成長を感じたりすると思います。

もちろんどんな写真でもお子様をホメてあげてくださいね。

「写ルンです!」で写真が上手くなる秘訣

これは今回のお子様写真に限らず、大人の方も「写ルンです!」で写真の腕前がアップします。

その秘訣というか理由が

「撮れる枚数が限られている」

「ズームが使えない」

これが上達への秘訣なのです。

フィルムだからこその色味とかで上手くなる!では全くありません!!それはただ雰囲気がある写真になるだけです。

普段、イマドキ普通にデジカメで撮ったら見れない色味や、フィルターを使ってでる色味というところで、雰囲気だけイイ感じに見えるだけ。

なので、色味などの事はおいておいて、「枚数が限られている」事と「ズームが使えない」という不自由が写真を上手くさせてくれます。

この不自由さがあることで、お子様向けにも書いている「ひとつテーマをつくりましょう!」がポイントになってきます。

「なんとなく良いよね」では無くて、「これを撮ろう!」という意識が出てきたりする訓練になります。
これを撮ろう!と思ったときの感情を指先ひとつでズームせずに、自分の身体を動かして寄ったり引いたりするのも、訓練になります。

そんなポイントがあることはお子様には関係ありませんが、大人の方は是非このポイントをふまえながら撮影してみてください。

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ちなみに。「写ルンです!」ではありませんが、フィルムで、ズームが使えないカメラで撮影した過去の写真を3枚ほどアップします。

<お店の情報>
福井市内にあるDot.Graphでは女性カメラマンが講師となった写真講座を開催しています。

このnoteの記事より、もっと詳しく写真を知って楽しみたいとお考えの方は福井市周辺の方に限られてしまうと思いますが、ぜひご参加ください。

そして、春休みのお子様に友だち同士での思い出を残すキャンペーンも開催!


よろしければサポートをお願い致します。いただいたサポートは自社スタジオ「Dot.Graph」で開催している家族写真をもっと身近にする撮影イベントや写真教室の運営費にさせて頂き、より多くの幸せを感じる機会づくり、キッカケづくりを行っていきます。