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【人望とは】 大河ドラマ 「青天を衝け」 第33話
あたしら、開けちゃならない扉を開けちまった
資本主義というパンドラの箱を開けてしまうと社会にどんな影響が起こるのか。それを見越していたかのような三野村さんの慧眼に脱帽です。
そこから真逆の方向に振るように、共産主義の理想が海を超えた国々では支持されていくわけですが、日本ではそこまではいかなかった。
それは、もしかしたらそのパンドラの箱の中身に完全に溺れることなく、富の分配とみんなの幸せを常に念頭に置いて活動した栄一のような方々が多く日本にはいたからなのかも知れません。
一蔵さぁが人望がなかとは弱みを見せんからじゃ
あまり本筋とは関係ありませんが、この一言はかなり胸を突かれました。
「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め」
アフリカのことわざにこんな言葉がありますが、まさにこれと同じでしょう。大久保さんには色々なことが見えていた。そして、自分と同じ頭の回転スピードを相手に求め、追いついてこれない人は、切り捨てる。
それが独断的だと周りには見えてしまった結果のナレ死。
時期を同じくして亡くなった西郷さんは新聞死。しかも、金勘定でのみ語られた挙句に、「なんと無駄な」と断言されてはい終了。
これだけ政府も経済界もうねりにうねっている激動の中で、慶喜は一切手も口も出すことはない。
最中で動く以上の胆力が必要な態度だと思います。
前半あれだけ「輝きが強すぎる」を強調していたから、余計に「静観する」ことの方が器量と度量がいることが窺える。まだまだ動ける年齢だから、余計に。
さあて、どんな世になりますかな
相変わらず情報量が多すぎる回の締めくくりが、この問いかけ!これを投げかけた直後に衆議院選挙報道に持っていくNHKの采配の絶妙さよ。
いやもうホンマに、さあてどんな世になりますかのお...
明日も良い日に。
アイキャッチは、横浜焼き討ちの三銃士リスペクト!
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