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【懐に入りこみ、懐を整える】 大河ドラマ 「青天を衝け」 第18話
国に大事な妻がおります。
酒の席での「女を一人取り持ってやる」という申し出をきっぱりと断ったことをわざわざお千代に手紙で報告をする篤太夫。
これは、今後ワンサカ愛人作りまくることに対する布石という理解でよろしいかw
それを読んでいるお千代の背中のカットがとても美しうございました。#隣に吊ってある干し柿的なやつがとても綺麗だった
まずはあらあらめでたく家臣となった篤太夫。
そして天狗党のなれの果てを目の当たりにして、自分の成すべきことに気づきます。
(天狗党は)懐を整えることを怠った。
米という農業、木綿という産業、そして硝石という軍事産業を押さえ、良いものを高音で売ることで財政を整えることを提案する篤太夫。母の教え、自身の藍農家に競わせて品質を向上させていった経験、人との対話による交流、サプライチェーン内に存在する全ての人々への配慮。これら全てがいよいよ結実しつつあるのです。
相手の懐に飛び込み、当方の懐を整える。懐の両方の意味を捉えることが大事。
栄一自身の時の運もありますが、周辺でも唐突にブッ込まれた感のあるキーワード「コンパニー設立」を放つ小栗忠順(武田真治)(どうやら重要人物らしいけれど、全然知らん人)が登場したり、軍隊設立の話が持ち上がったり、歴史そのものもぐんぐん開国の方向に向かっていく。
少しでも栄一が生まれるタイミングが違ったら、彼は彼にはなりえなかったのだから、人類は宇宙の脚本家が書いた物語の筋書きをそのまま生きているんじゃないかと思わずにはいられない。
「一橋家を豊かにするために動き出した」栄一は、その後国も豊かにしていく。
人の生き様はいきなり変わるわけではない。徐々に道は作られていく。
私の道も、また。
明日も良い日に。
アイキャッチは、群馬の天狗のお寺!
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