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307/366 【キラッキラ】 大河ドラマ 「麒麟がくる」 第30話

長らくご無沙汰をしておりました

お久しぶりの帰蝶ちゃんに光秀はこう声をかける。2020年の視聴者の思いと戦国時代が見事に交差する脚本の目配せよ。

そしてその帰蝶ちゃん、この9年ですっかり織田家のラスボス然となっておられました。肝の座りようやら貫禄やらが他の追随を許さない。

奇妙丸の超然とした雰囲気も好き。この恐ろしい子は誰やねんと思ったら、そうか「テセウスの舟」の天パ少年か。目元の涼やかさが半端ない。あなた、人生何周目?って聞きたくなる。絶対9歳とかじゃないよね?お酒で言うなら100年ものの古酒的な熟成っぷりだよね?

(帝に)お褒めいただいた...!

そんな彼らの家長、信長さまも一生忘れない1日を京の都で過ごしておられる。良かったねえ、褒めてもらえて。壁直した甲斐があったってもんだよね!

しかもお相手は坂東玉三郎さま!(なんつー贅沢な使い方!!!!)

でもこのお方だからこそ、お膝頭が見える程度にちょっぴり御簾が開き、御簾越しとはいえご尊顔を拝すことができ、しかも直接お声がけ頂けただけで信長さまは感動にうち震えることができる。説得力この上ない。

そりゃ信長さまの承認欲求も爆あがるわー。勇気凛々でキラッキラな笑顔にもなるってものですわー。

公方さまがお待ちかね♪

賛否両論あるでしょうし、年内に無理くり終わらせるならいの一番にカットされそうなシーンでしたが、私はそんなに嫌いではありませんでした。

公方さまがあんなにホイホイお外に出られたら、警護の方々たまったもんじゃないでしょうが、逆に常日頃から放って置かれているのかな。「どうせお飾りだし」みたいに蔑ろにされているのかも知れない。小さい頃から付き従ってくれている家臣団も当然いないわけだから、二条城での公方さま、果てしなく孤独なのではないかしら。

駒ちゃんとの逢瀬が楽しそうな分、公方さまの寂しさが浮き上がってくるようで、ホタルの儚さと相まってちょっとキュンとなりました。

あんなに寝所感出してええんかい?とは思いましたが、これももしや何かの伏線?と静観することに致します... 今のところは。

光秀も、来週からは暫くあちこちの戦に明け暮れることになるのかしら。密を避けての合戦をどう撮影したのかがドキドキしつつも楽しみです。

おのおの、抜かりなく!

明日も良い日に。

写真はとある日のとある場所の紅葉。隣同士なのに真っ赤っかと青々としてる木とがあったの。なんでだろう。





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