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370/731 【惚れ惚れ】 大河ドラマ 「麒麟がくる」 第39話

麒麟を呼ぶものが、あなたであったなら

ナレ死ならぬ、ナレ「質屋に黒髪売ったエピソード回収」でした。越前にいる間にやらないんだ〜、カツラとかお衣装とか、色々大変だからかしら?なんて思っていたら、こんなところに突っ込んでいらしたのね。

ほぼ最初から煕子ちゃん中心に物語は進み、幕切れも彼女の最期な回。

ここまで丁寧に丁寧に色んな史実を積み重ねてきた中で、パッと考えたら些細なエピソードにも思える夫婦の姿を大切に描いたということは、煕子ちゃんという心の支えを失ってしまった光秀の心境の変化をもたらす布石にしたいからなのだろう。

それにしても美しいシーンの連続でありました。コロナ前から本作は引き絵が美しかったけれど、コロナで色々制約があるからこそ?あってもなお?引き絵がいちいち美しい。ワンカットワンカット、写真のよう。昔なら、ブロマイドやらテレカやらトレカやらにして売れそうなくらいでした。雅やかこの上ない。

・愛妻を亡くした光秀の心の隙間
・「帝」というストッパーが無くなった信長の暴走
・家柄コンプレックスに闘志を燃やす秀吉
・三河に目が向かないことがひっかかる家康
・義昭の敵意
・一向に収まらない一向一揆

本能寺へのフラグが概ね出揃った今回でした。

来週の平蜘蛛エピソードでいよいよ義を貫く光秀に火がつくのか?そして松永弾正はがっちり爆死してくださるのか?!予告編を見る限りでは、少なくとも燃えてはいたけれど、在りし日に着ておられたお着物の花火模様の如く、華々しく散って下さるのか?

本筋とは関係ないところが気になって仕方がないのは、私だけではないはずだ。

それにしても... 2020年の1月放送分が帰蝶ちゃん交代劇で飛んだけれど、結局年跨ぎで1月にも放送されて嬉しい限り。

色々あるものですねえ... 

明日も良い日に。

アイキャッチは、涙(のつもり)


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