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356/366 【蘭々】 大河ドラマ 「麒麟がくる」 第37話
わたしは気づいただけです。政を行うには時の流れを読むことが肝要かと
藤孝は、本能寺の前後でもこう考え、光秀に対する態度を決めたのだろう。
一先ず、信長が武家の頭領代わりにまでのし上がり終了。ああ、やっとここまで辿り着いた。着いたけど...
あれ?2月までやるとは言え、このペースで進んで、本能寺という光秀にとっての山のてっぺんまで辿り着くのかしら...?ドキドキ。
浅倉もあっさり敗れ、浅井に至ってはほぼナレ死。合戦取れないから仕方ないのかと思いきや、そうでも無さそう。コロナがあろうが無かろうが、後半、合戦シーンは(比叡山焼討ち以外は)あまり入れないことになっていたのかしら。
それでもまだまだあれやこれやある気がするけれど、光秀の心情とは無関係な奴は引き続きバッサバッサとあっさり終わらせていくのかしら。
信長様は自分の値打ちを知りたがっている
承認欲求の塊みたいな信長様らしいし、付き合いの浅い周りから見ても明らかってのが面白い。しかも語るのは「物の値付け」のプロである今井宗久ときたもんだ。
それにしても、信長様のお顔を横から映した時のお目目の爬虫類感が益々上がってきている。
この瞳は、ここ数話でどんどん実力をつけてきた蔵之助藤吉郎の瞳にも繋がる。特に今話の藤吉郎、ドライアイにならない?って妙な心配をしたくなるくらい瞬きをしない。しかも「光秀さん、あなたまだそんな過去に囚われちゃってんですか〜」的に見開いている瞳がやっぱり爬虫類感が強い。またはプレデター。一緒か。
そのお母ちゃんの働きっぷりも半端ない。情報を制する者は時流を制する。信玄さんの病死をいつ誰がどう知ったのかは定かではないけれど、その情報を握っているかどうかでやはり自陣の動きは変わる。
それは今でも変わらない。情報過多な昨今は、海のようにある情報のよりわけ作業が大事だけれど、当時は僅かな情報の中で信頼性のある情報はどれかをどう確実に掴むかが大事だったのだろう。
「十兵衛光秀」と自ら名乗ったのは今話が初めて... ではないかしら。そろそろ「光秀」の名前を表に出していかねばならないものね。
益々目が離せない今作。振り落とされないように頑張らねば。
明日も良い日に。
アイキャッチは、蘭奢待代わりの、梅!(全然代わりにはならないなんて、言わないで)
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