都内でプラプラしていたら奥入瀬級のハイキングになったこと
そうだ、紅葉狩りへ行こう
相変わらずの思いつきでカレンダーを眺めると、水曜日がポッカリと空いている。
神はこの日に紅葉がりへ行けと告げている。←
近場でお手軽紅葉狩りといえば、青梅市の御岳山!
平日に動ける同業者にもダメもとで声をかけてみた。
「突然だけど、お暇なら明後日御岳山、行くー?」
「暇じゃないけど行くー。装備はどんな感じ?」
「高尾くらいのお気軽さで大丈夫ー」
... この段階での私は、この言葉がいかに間違っているかに一ミリも気づいていなかった。ごめんよA子。先に謝っておく。もう事後なんだけど。
そんなわけで、御岳山。
東京から青梅まで中央線で一本。そこで乗り換えて、御嶽駅下車。そこからはバスとケーブルカーに乗る。新宿からはおそよ2時間半の旅。でも、ここはまだ都内。そう、都内から一歩も出てはいないのだ。
まずは、お詣りをしに武蔵御嶽神社に向かう。
道中、そこかしこに田楽芋やおむすび等の軽食の無人販売所が出ている。途中のエネルギー補給用に菜飯のおむすびをゲット。
そして武蔵御嶽神社。門は改装中だったので写真はこれのみ。
ここも三峰神社同様、「おいぬさま」を祀っている... はずなんだけど。
... 君はイノシシだよね?
もしやオッコトヌシさまであらしゃるか?
青梅市の形がイノシシの横顔に似ているらしいのだが、青梅市爆誕の前から、あなたはきっとここで守神をしておられるわよね...
更に。
三峰神社は全ての狛犬が「おいぬさま」だったのだが、ここはこのイノシシ以外に普通の狛犬も、おいぬさまも混在しておられた。祀られている神様も、古事記由来の方々がほぼ勢揃いしていたので、守神もそれぞれなのかしら。
なんにせよ、大らかな神さま方が集まっているようである。
遥拝所。あそこに行くために、最後紆余曲折があろうとは、この時には思ってもいなかった。
お詣りを済ませ、いざ出陣。
紅葉!高揚!
なんてルンルンしていられたのも束の間。七代の滝への道の険しさよ。ああ険しさよ。
ここらから、友には心の中で謝り倒す。済まぬ、トレッキングシューズの方が良かったかも。ちなみに私も軽装だった。次回はもう少しガチ山装備で臨もう。次回への自戒。
でも、だからこその景色もある。小ぶりだけれど、しっかりとした七代の滝。
黄葉多し。紅色は出発点くらい。
大小様々な滝たち。
立ち止まると、やはり少し寒い。冷え切る前にと先に先に進んで、合計で3時間くらいのハイキングとなった。
最後、冷え切った身体を温めるためのお汁粉。こういう時の甘みと、その甘みを受け止めてあまりあるお餅の米みがありがたい。
... え?奥宮?次回よ、次回!笑
ちょうど良い都内ブラブラハイキングとなりました。
お外の空気はやっぱり良いな。
明日も良い日に。
アイキャッチは、帰りのケーブルカーからの車窓!
言葉は言霊!あなたのサポートのおかげで、明日もコトバを紡いでいけます!明日も良い日に。どうぞよしなに。