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139/365 【サイコのボスは帰蝶ちゃん】 大河ドラマ 「麒麟がくる」 第18話

沈んだ時にどう生きるか
負けた時にどう耐えるか
その時其の者のの値打ちが決まる

十兵衛さんが単体で脚光を浴びている!これはもしや初めてではなかろうか?!と思っていたら、最後にどんでん返しが来た回でした。なんなら後半15分の尾張の事情しか、もはや記憶にございません。ごめん十兵衛。やっぱりあなたは歴史の見届け人なんですね。

せめてものお詫びに、冒頭の「勝手に今週のセリフ」コーナーはあなたに捧げます。これでなんとか許してください。

後半の尾張編で、何度も反旗を翻す弟:信雄の処遇に迷う信長さんに対し、血も涙もない参謀ぶりを発揮する帰蝶ちゃん。あなた絶対、数千年後、帝国軍参謀長「オーベルシュタイン」という名前で銀河帝国に転生するよね?

今回で、まだ心がフワッフワな幼い信長さんが負ったふかーい傷の関係者は、母君を除けば、ほぼ全員いなくなったことになる。これからが、弱点を排除したサイコ信長の本領発揮となるのでしょう。振り返っても血だらけだけど、これからも血だらけですよ、信長さん。

一乗谷の朝倉家では、以呂波大夫の出自を近衛家とすることで、本能寺に向けた種をさらりと仕込んだ回でもありました。おのれ大河め。一時たりとて気がぬけぬ。

まだ全容が見えないけれど、近衛家は前久含めて全員諸国を暗躍するフットワークが軽いお公家様設定になるのかしら。皆、揃いも揃って破天荒みたいな。

ここまで全てのエピソードが本能寺の謎解きに突き進んでいる感のある本大河。いかに光秀が、引いては誰しもが歴史のビッグウェーブの1つのコマに過ぎないのかを、一年かけてじわじわと紡ぐこの構成は本当に面白い。

駒ちゃんの恩人の正体とか、駒ちゃんの煕子ちゃんに対する気持ちの整理、煕子ちゃんの正室ポジション爆上がり等々の細々とした回収もちょいちょい挟んで今週の45分は終了です。

6月分くらいはストックがあるのでしたっけ?まずは今見られるものを、堪能しきることに集中します。

明日も良い日に。


言葉は言霊!あなたのサポートのおかげで、明日もコトバを紡いでいけます!明日も良い日に。どうぞよしなに。