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【浄土とは】 近くて遠い天国への、華麗なる道草 <宮古編>

翌朝。朝風呂に入ろうと早起きをする。

朝日を”感じる”

窓からは、丘の向こうに思わせぶりに昇る朝日を感じることができた。こんな早起き、滅多にない。

太陽の下で見ると、海が本当に近い。

翡翠色ってこういう色よね
朝日の道

朝食前の、あさんぽ。更に滅多にない。雪降るで、明日。#降らんかった

海が、とても綺麗だった。

そしてキラキラな朝日の中での朝食。

ピカピカー

昨日はしゃぎすぎたからか、今日はみんな、黙々と食べる。

田老町に別れを告げ、宮古市で、少し道草。

向かった先は…

蓬莱の玉の枝とかありそう

浄土ヶ浜!!!!!!!

宮古山常安寺七世の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と、目の前に広がる風景に感嘆したことから名付けられた浄土ヶ浜は、宮沢賢治も訪れたことのある景勝地。

けんじ君もオススメの、ここの昆布は美味しいよ

浄土かどうかは分かりませんが、なんせ海が綺麗でした。

なので、(なので?)ざっぱ船で、宮古版「青の洞窟」へ。
受付のおじさんが、かっぱえびせんをくれました。おやつにくれたのかと思い、めちゃめちゃ喜んだら、全くもって勘違い。

これは、ウミネコさまへの餌付け用でした。どんだけ餌付けされていたかというと…

飛んできた…
乗られたw

えびせん欲しさに、人間の頭に乗るレベルww

あまりの群れに、引き気味の私。

絶対目が合ってる
光の加減で緑にもなる、青の洞窟
巨大な白いナメクジの異星人
ザッパーン

浄土の山の向こうには、荒れ模様の海。ってことは、あっちが現世なのかな。そうだよね、だってこっちが浄土だものね。ってことは、そのうちあっちに戻らなきゃならないってことなのかな。

海が荒れていた為、観光船は運休でした。残念。

そして再び盛岡まで戻り、一路東京へ。

超特急もかくやという旅程でしたが、行ってよかったと心から思いました。

自然はこんなに美しくて、恵み豊かで、でもこんなにも残酷だけれど、そう思うのは人間だけなのです。自然はただ、在るだけ。

人間だってそう。美しくて、残酷で、恵み豊かで、ただ、在る。それだけ。

旅の風景は、常に私に作用する。その作用がどう展開するかは、未来の私にしか分からないことだけれど。

明日も良い日に。

今週の振り返りは、明日に持ち越し!

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