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184/366 【今出さなくていつ出すの的な熟成下書き】 フィンエアーのwifi戦略とwithコロナについて

先日、今頃はロンドンにいる予定だったと書いた。その時に検証しようと思って寝かせてあった熟成下書きがあった。

検証もへったくれもなくなったが、この機内wifi戦略は、ポストコロナの時代において、機内設備への接触を減らすために国内便でも活用されたらいいな、と思うので今更だけどアップする。

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フィンエアー国際線機内wifi戦略が面白い。エコノミー席にスクリーンが無いのだ。

ここまでなら、新しいJALの機体(嵐がCMしてるやつ)以外の日本の国内便もほぼ同じだが、違いは、デバイス用の棚が各席の前面にあることだ。高さも従来の画面の位置に設定されている。

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机の上のほっそいところが棚になる。

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上部に固定できるクリップ付き!

持参のタブレットのサイズによっては、従来よりも大きい画面でコンテンツが楽しめる。

これまでも自前のタブレットをテーブルに置いたり手で持ったりして、自分の見たいコンテンツを楽しんでいる人はいた。

でも、この高さでハンズフリーで見られる方が、姿勢も楽だし自然だ。ゲームもしやすそう。(未検証)

wifiの速度も、わたしの乗った機材は十二分に早かったのでストリーミングでもストレスは一切無かった。ちなみに無料である。

顧客満足度が上がれば、利用率も高くなる。日本の航空会社の国際便wifi利用料金は高い。フィンエアーが無料化に踏み切ったということは、wifi料金の機会損失以上のメリットがあると判断したのだろう。

繰り返すが国際便だ。

航空会社としてはコンテンツ調達費用を抑えられるし、wifiのメンテさえしていれば画面のメンテも不要になる。画面が無くなることで機体の軽量化にも繋がるのかも知れない。

旅のちょっとした発見はとても面白い。そしてこういう小さな喜びは、思いの外噛み堪えがあるものだ。

今年はどこへ旅しようかな。

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これを書いたのは昨年の秋。この1航路が特別なだけかも知れない、なんて思って寝かせてあった。その頃には今の状態を、考えてもいなかったから。

折しも今日、都内の感染者数は5月の連休以来の100人越え。検査数が増えたから当然とはいえ、やはり心はざわつくし、まだまだ気を許してはいけないと改めて感じる。

明日も来週も定かではない2020年。思いついたことを即座にやらないと全てが振り落とされてしまう時期なんだ、とこの下書きで改めて思ったのでありました。

明日も良い日に。

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