98/365 【闇の根源は愛への渇望】 大河ドラマ 「麒麟がくる」 第12話

月曜日は大河の日！なのですが、昨日は旅noteへのお誘いを優先しました、イシマルです。ゆるゆる。

動かぬようで時は流れているのじゃな

今まさにそんな現実を生きている為か、このセリフが一番ぐっときました。去年見ていたら感じ方は絶対に違ったはず。年末総集編を見る頃にも、また響き方が違うでしょう。

煕子ちゃんの嫁取りは（ほぼ）ナレ婚で済ませ、フォーカスされたのはやはり信長さんの心模様。愛されたくて愛されたくて、心が餓えているのが痛いほど良くわかる。これが今後肥大化する闇の根源だと思うと、そこに寄り添い、愛しみ、変わっていく帰蝶ちゃんを丁寧に描くことがとても大切になってくる。

エリカさまで撮った部分はエリカさまで見たい、その後キャスト変更があっても脳内変換するから大丈夫！と思っていたけれど、撮り直してでも同一キャストに固執した制作陣の思いが良く分かりました。

このべらぼうに複雑な信長と最後まで伴走しなきゃならないんだもの... 同じ人の方がいいよねえ... そうよねえ... 仕方ない。

様々な番組が撮影休止を余儀なくされる中、大河も今後話数調整等で対応するのでしょうが、どこがどれだけカットされるのか。いずれにしても、制作関係の皆様、くれぐれも健康でいてください。

そして毎回思うのですが、本作の「続く」のタイミング、すごく素敵じゃないですか？！ディミニュエンドでゆっくりと幕を閉じるのではなく、スパッと切れ味のいい幕切れで毎回終わる。とても好き。

来週も楽しみです。

トップ写真は、土岐頼芸さんが道三暗殺に送ったタカノツメに引っ掛けて〜w