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90/365 【嵐の前】 大河ドラマ 「麒麟がくる」 第11話
麒麟がくる道は、遠いのう
そんな早く来られたら大河的に困ります!とツッコミたくなる「嵐の前の静けさ」な回でした。
まずヨーダ竹千代を見る今川義元の「このガキ、侮れんわい」感。今川家は絶対的な勢力。今後の大どんでん返しはあるにせよ、現段階では運命の重低音がうっすらと聞こえる程度です。って、もしかして、リトルヨーダは今回が最後?
京での争乱、美濃での親子内紛の予兆は、「今ここ」事情。争いごとの間を右往左往する十兵衛ですが、全てが落ち着くのはまだ少し後の話。今は悔し涙を流すしかない。
明るい点は、信長と帰蝶ちゃんが完全に似た者夫婦になりつつあったこと。二人で一丸となってずずいっと十兵衛に攻め寄る姿が微笑ましかった。
ところで信長さんって、サイコパスというより境界線パーソナリティ障害なのではないかしら。Wikipediaさんによると、境界線パーソナリティ障害の症状は、
具体的には、衝動的行動、二極思考、対人関係の障害、慢性的な空虚感、自己同一性障害、薬物やアルコール依存、自傷行為や自殺企図などの自己破壊行動が挙げられる。また激しい怒り、空しさや寂しさ、見捨てられ感や自己否定感など、感情がめまぐるしく変化し、なおかつ混在する感情の調節が困難であり、不安や葛藤を自身の内で処理することを苦手とする。 Wikipediaより
自傷行為は無さそうだけれど、他はありそう。
というのも、「空虚感」という表現が今回の信長様にはよく似合う。特に先週、母上に愛されなかった身の上話をしていた辺りにそれが色濃く出ていたと思うのです。
最後に将軍様がポツリと漏らした「麒麟がくる」という言葉。駒ちゃんと同じなのは布石という理解でよろしいか。あからさますぎかしら?
あれこれ悶々のタネが多く仕込まれた第11話でありました。
写真は、昨日の雪!ツツジの蕾に積雪なんて、なかなか無い!
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