マガジンのカバー画像

だからエンタがやめられない

414
感激の観劇備忘録。だってエンタが好きなんです
運営しているクリエイター

#コンテンツ会議

【元カレーとは】 舞台 「元カレごはん埋葬委員会」

小説の販売が12月。舞台が2月。どこよりも早いメディアミックスの名は伊達ではありませんでし…

いしまるゆき
4か月前
23

【革命とは】 宝塚歌劇団星組公演 「RRR x TAKA"R"AZUKA」ライブストリーミング

RRR x TAKA"R"AZUKA、参戦して参りました!TOHO新宿シネマズの2列目センター!かぶりつき!な…

いしまるゆき
4か月前
20

【第四の俳優とは】 舞台 「オデッサ」

こんなに感想が書きにくい舞台が、これまでにあっただろうか。ものすごく面白かったのだけれど…

いしまるゆき
4か月前
18

【ご挨拶とは】 舞台 「My Neighbo(u)r Totoro」 2回目

一回目はこちら。 意図的で野心的とも言える試みの1つに、「日本語」の盛り込み方がありまし…

いしまるゆき
6か月前
15

【森の主とは】 舞台 「My Neighbour Totoro」1回目

制作発表の時から絶対に会いに行く!と心に決めていたのに、様々な理由から初演は涙を飲みまし…

いしまるゆき
6か月前
22

【お焚き上げとは】 増田太郎さんのクリスマスライブで、改めて

12月半ばにして夏日があったり、それ以外にも目が回るような毎日が絶賛続行中で、年の瀬?何そ…

いしまるゆき
6か月前
10

【世界のネジを巻くとは】 舞台 「ねじまき鳥クロニクル」

中身なんて、分からない。人のことも、世界の理も。知っていると思っていることは、相手の皮膚から上だったり、自分たちが知っていると思い込んでいる社会を覆う、牛乳の膜のような部分だけだったりする。 だけど、苦しみや辛さは、その肉体に反映される。内面で起きていることが、皮膚の上に表れる。精神世界で殺された綿谷ノボルが、脳梗塞を起こしたように。 内面と外面、表と裏、肉体と精神。見える世界と見えない世界は、思ってもいないほど繋がっている。 肉体的な痛みから解放されたいと願い、肉体の

【運命とは】 世田谷パブリックシアター 「無駄な抵抗」

自分がなぜ今、こんなに辛いのかは分からない。でもそれは、自分のせいではない。自分がなぜ今…

いしまるゆき
7か月前
9

【幻想を装った真実とは】 「ガラスの動物園」「消えなさいローラ(和田琢磨「女」版…

二本立てとは?と疑問符を残したまま当日になった。ご案内を見てびっくりした。 「ガラスの動…

いしまるゆき
7か月前
16

【最強の家族とは】 teamキーチェーン 「ゆらりゆられ」

命はいつか終わる。 そんなことは分かっている。分かってはいても、家族だけは違うとなんでだ…

いしまるゆき
7か月前
11

【家族愛とは】 劇団☆新感線 「天號星」 2回目

お人好しで優しいけれども気が弱い、ど中年の元大工の半兵衛と、人を殺すことだけが生き甲斐の…

いしまるゆき
8か月前
13

【殺陣オブ殺陣とは】 劇団☆新感線 「天號星」

早乙女兄弟のガチンコ殺陣をひたすら浴びる3時間でありました。最高オブ最高。 古田新太さん…

いしまるゆき
9か月前
13

【仲間とは】 「いつぞやは」

一番親しい人とは、一番長く時間を共に過ごしている相手とは限らない。 いなくなってしまった…

いしまるゆき
9か月前
15

【偽りの自分とは】 劇団四季 「アラジン」

人生、ハッピーエンドばかりではない。むしろ、ハッピーでない時の方が多い。少なくとも、そう感じられることは、稀ではない。 何かに縛られていたり、囚われたりしていると感じることも、多い。それは社会的なルールだったり、ジェンダー問題だったり、しがらみだったりする。コロナ禍でのロックダウンだって、つい先日のことだ。あの時にも、世界は皆、それぞれが何かに囚われていた。 そして、各々の境遇がもたらす制約の中で、人は間違える。小さな嘘をついてしまう。自分をよく見せるために。もっと違う生