お江戸の石垣が見たいんです。
こんにちは。
石垣マニアのみずたまです。
姫路から帰って以来、私には気になって気になって仕方がないことが一つありました。
それは何かと言うと、
江戸城の石垣。
先日姫路城では扇の勾配を見てかなりの興奮をしましたが、あれれ?
そういえば江戸城の石垣ってどんなんだったっけ?
何度か見ているはずだけど・・・。
と、考えだしたらこの目で見たくてたまらなりました。
仕事があったのでこの休みまで我慢していましたが…
ようやく今日になって少し時間ができたので、お嬢に
「ねえ、お江戸の石垣を見に行かない?」
と誘ったら、
「ママ、悪いけど私は友達とボーリングにゆくよ。一人で行ってきな。」
とあっさり断られました。
いいもんね。
一人で石垣楽しんじゃうもんねー。
と、早速お江戸の石垣へ出掛けることにしました。
江戸城の石垣は皇居の東御苑にあります。
早速レッツゴー!
皇居東御苑、なんと入場料は無料です。
都心の真ん中にあって、緑豊かでとにかく広い!
都会のオアシスです。
今回は、東京メトロ 東西線竹橋駅からほど近い「平川門」から入りました。
途中だいぶ端折っていますが、とにかく広いんですよ。
えっちらおっちら歩いて行くとそこには・・・
石垣に到達!
この場所にあった説明書きを読んで、私は江戸城について本当になんにも知らないんだなあ、と思いました。
なんと江戸城って3回も建て直しをしているんですって。知ってました?
一度目が慶長度天守(1607)、二度目が元和度天守(1623)、三度目が寛永度天守(1638)です。
この東御苑の天守台は、3度目の寛永度の天守閣が明暦の大火で焼失した後、
天守再建を目指して築かれたものなんだそうです。
天守閣を再建しようとしましたが、幕府内で天守不要論が下され、
この天守台には天守が建てられないまま江戸時代が終わるまで210年間もの間、そのままだったということです。
ドラマ大奥の見過ぎのせいか、江戸城は江戸時代にずっとあった気がしていましたが、実際江戸時代265年の中で天守閣があったのはたったの50年なんですね。
50年間で3回も建て替えているなんてどんなお金がかかったのでしょうか…
改めて見ると面白いです。
姫路と石垣の様子もだいぶ違うなあ。
江戸城の石垣は大きくて四角くて規則正しいです。
無料で見られるというので、こんな場所も見学しました。
説明書きを読んでいたら、今ある天守台の石垣は加賀藩が担当したそうで、大部分が白い安山岩だそうですが、一部寛永期の石を再利用した黒い石があるということでした。
えー!そうなの?
これは石垣マニアとしては確めずにはいられません。
もう一度天守台を見に行きました。
いやあ、面白い!ロマンがあるー!
またしても私の写真フォルダは石垣ばかり(笑)
石垣って楽しいなあ。
石垣、石垣言ってますが、東御苑にあるのはもちろん石垣だけではありません。
色々な植物が植えられていてそれを眺めるのもまた楽しいのです。
個人的にツボなのはココ。
竹、種類ありすぎ😆
節の模様や色が違って楽しいです。
この他にも今日は行きません出したが、三の丸尚蔵館と呼ばれる皇室ゆかりの美術館もあります。
コンクリートジャンルと言われる東京も、なかなかいいところあるんですよ✨
東京にお越しの際にはぜひ東御苑に足を伸ばしてみてくださいね。
石垣マニアもそうでなくても、癒され度100%間違いなしです🥰💕