コミュニティを始めて2年経ちました
こんにちは。Androidエンジニアのどすこいです。
最近エアロバイクを買って運動するようにしてます。
1ヶ月で4kgほど痩せました。嬉しい
さて、今日はタイトルに書いてあるとおり自分が運営しているコミュニティに関してつらつら書いていこうかなと思います。
お前コミュニティなんか運営してたんか
そうです、実はコミュニティを運営していました。
と言ってもめちゃくちゃ勉強会を開くわけでもなく、目標などがあるわけでもない、サークルのような集まりです。
現在は参加者が26人で、アクティブメンバーは10人程度。
一言で言ってしまえば、「心理的安全性の高いクローズドコミュニティ」です。
技術に限らず、プライベートのこと、仕事での悩み、最近あった楽しかったこと/悲しかったこと、などなどみんなで話してワイワイ楽しんでます。
中の人たちも「とても心理的安全性が高い」「ここに来ると安心する」みたいなことを言ってくれて僕としてはとても嬉しいです。
きっかけ
まず僕が社会人になって1社目に勤めている時、採用広報が弱かったのでTwitterで騒いで目立つようなことをしていました。(炎上商法とかではない)
Qiitaでバズる記事を書いたり、技術的なことをたくさん呟いたりなど。
おかげさまでたくさんの方にフォローしていただけました。その中にまだAndroidを始めて間もない学生さんがちらほらといらっしゃったらしく、騒いでるどすこいを見て、「あ、こいつ絡みやすそう。ちょっとDMしたろ」くらいの感覚で技術的な相談DMをいただくことがありました。
同時期に2,3人程度からDMをもらいTwitterのDMで対応していたのですが、同期的に話したかったりいくつかのDMを行き来するのがめんどくさくなってきたんですよね。
なのでせっかくならSlackのワークスペース作ったれと思い、相談してきてくれた方々をそのワークスペースへ招待したことがきっかけでした。
そもそも僕は誰かに何かを教えるのが結構好きで、学生の頃から友達に勉強を教えたり塾講師などをやったりしていたのでそもそもそれが苦ではなかったのです。
加えて、自分がAndroidエンジニアを目指していた頃に知り合いがほぼいなかったので、現役エンジニアや同じ学生エンジニアなどの横のつながりを作ってほしいというのもきっかけの一つでした。
どんなことやってんの
もちろんエンジニアの集まりなのでちゃんと勉強会をやってます。
基本的には週1くらいのペースで輪読会をやってます。(最近はちょっとサボり気味になってきてる)
今進めているのは、「プリンシプルオブプログラミング」という本です。
コミュニティには学生やエンジニアになりたての人が多く在籍しているので、コーディングや設計の基本について学んでいます。
僕はみんなが本を読んで、ああじゃないかこうじゃないかと議論しているところに口を挟んでます。いわゆるコーチング的なやつですね。
これは僕が企画した勉強会ではなく、コミュニティに属している人が「1人で本読めないから輪読会形式でやりたい」と提案してくれたものです。
所属してくれてる皆さん、かなり積極的にあれやりたいこれやりたいと発言してくれるので運営してる側としてはとても助かっています。
他にも頼まれればコードレビューなどもしています。過去に1回だけですが、コードレビュー会を開いて、僕以外の参加者がレビューするみたいなことをしました。僕はまたコーチ的な立場から口を挟んだりする程度です。
僕個人としては何か学ぶ時に1から10まで教えるということはしません。みんなの前のめりな姿勢を邪魔したくないからですね。アドバイスを求められればしますし、特定の技術に関して説明が欲しいと言われれば詳しく説明する程度です。
しかしみなさんかなり積極的に学ばれていて、僕もそれに刺激を受けて頑張らなきゃとなってます。
勉強会以外の時間はなにしてんの
雑談です。
とにかく雑談です。
キャリアプランのことや仕事の悩み、プライベートなことまで色んなことを話しています。
恋愛の話や家族の話まで、本当に友達に話すようなことを話す人もいます。心を許してくれているということですね。非常に嬉しい。
なんでこんなことが話せるのかというと、コミュニティに属している人で誰一人として他人を否定する人がいないのです。
ちゃんと精査してコミュニティに参加してもらってるわけでもないのに、みんながいい人というのはとても恵まれていると思います。
中には心の拠り所と言ってくれる人もいます。僕個人としても何か面白いことや悲しいことがあったときは、とりあえずSlackに投げてます。基本的に誰かが反応してくれて、話を聞いてくれたり相談に乗ってくれたりします。
課題もある
やはりコミュニティ運営は大変です。
過疎らないように定期的に何かイベントを開催したり、コミュニティに属している人同士の人間関係を常に気にしなければいけません。
幸いみなさんいい人なので人間関係を気にするようなことは滅多にありませんし、かなりみなさん運営に積極的に協力してくれるのでとても助かっています。
とはいえ僕自身が仕事が忙しかったり、プライベートに時間を割かれることがあると顔を出す頻度が少なくなることもあります。
そうなるとなんとなく皆さんに不安感を与えることになってしまいます。
それはなるべく避けたいところです。
最初にも書いた通り、「心理的安全性の高いクローズドコミュニティ」だと自負していますし、これからもそうありたいと思っています。
自分を犠牲にするようなことはするつもりはありませんが、やはりコミュニティ運営は大変だなと思うことは多々ありますね。
でもとても楽しい
それでもやはり楽しいことの方が圧倒的に多いです。
ただの雑談に関してもそうですし、勉強会に関してもタメになることやみんなの役に立てることはとても満足感があります。
そして、先日のDroidKaigi 2022で初めてオフラインで会うことができました。
やはりオンラインで話すよりも深い話ができますし、オフラインの方が顔を見て話すことができるからなのか、個人的にはいつもに増して安心して話すことができました。
僕はこのコミュニティが大好きだなと改めて思わされました。
これから
プログラミングスクール的なことをするつもりはありませんし、コミュニティを大きくしたいという目標も特にありません。
とはいえ自分は学生に対してプログラミングを教え続けていきたいなとも同時に思っています。
もしこれを見て、「ちょっと気になるな」「入ってみたいな」と思う人がいたらTwitterのDMにこっそり連絡をください。
これからもみんなの力を借りながら、楽しくワイワイとコミュニティを盛り上げていけたらなと思っています。
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