歴史を学ぶ理由
みなさんこんにちは!ドスコイ世界史です!普段は大学で歴史学を学び、社会科教育などに興味があります!YouTubeをやっていますのでぜひご視聴ください!
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今回はズバリ「歴史を学ぶ理由」についてお話ししていきます。
1.歴史を学ぶ理由は何?
よく中学校や高校の授業なんかでおじいちゃんの社会の先生が「人間の過ちを繰り返さないために歴史を学ぶ必要があるのじゃ」とか言ってませんでした?
まぁこれを否定することはできません。歴史を学び、2度と同じ失敗をしないのは大切です。
しかし!こんなことは歴史を学ぶことが苦じゃない人間が吐く綺麗言でしかありません!(斯く言う私もその一人ですが…)
では何を理由に歴史を学ぶのか…
それは面白いからです!!!!
「なんや、そんなことか」と思うかもしれませんが、歴史を学ぶ理由には十分だと思います。難しいことは考えず、歴史の面白みに触れてみるんですね…こうしたものを導入として歴史を学んでいくとあのおじいちゃん先生が言っていた「間違いを繰り返さない」の言葉の真意がうっすらわかってくるんです!
2.歴史の面白みに触れた後
私は現在、学習塾でアルバイトをしており、そこでは中学社会をメインに教えています。私が歴史を教えるときは必ず歴史の面白み(興味深さ)を感じてもらえるように心がけて授業をしています。
そうこうしているうちに冗談抜きで7、8割の生徒が得意科目・好きな科目を「社会(歴史)」と言ってくれています…(英・数の方が大事だよ!)
そして、その中のある女の子は夏休みの課題図書で「第一次世界大戦」に関する本を選んだんです(汗)
今では1次大戦という一つの歴史事項を皮切りに、パレスチナ問題などにも関心を向けてくれました。そして僕に一言。「歴史を勉強してる内にいろんな国の関係とか動きとかがなんとなく分かってきた!」と。
そうです。この感覚。この感覚までくれば「先を考えていく。失敗を繰り返さない。」というありきたりな歴史を学ぶ理由の真意が見えてきます。僕が大好きな偉人、ビスマルクにこんな名言がありますね。
この言葉は本当にそうだと思いますが、「歴史を学ぶことでプラスになった」と感じるには歴史を学ばなければなりません。中学生が多少なりともこの感覚を身に付けつつあるわけですから、そんなに難しいことではありません。
「歴史=暗記科目」という常識は捨て、「歴史=娯楽」という入り口から、「あ、歴史ってすごいんだ!」「未来を育むためには必要なんだ!」という視点が身に付いて欲しいなと思います!
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