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目指せ臨床心理士

臨床心理士という職をみつけたといってもやはりこれまで目指していた教師を捨てるというのは怖かったです。
なので、前の記事でも書いた通り、教師にもなれるし、臨床心理士にもなれる大学をいくつか探してその中から受験することにしました。

2回目の受験では第一志望は不合格でしたが、現役で目指していた大学には無事合格することができました。
「よっしゃ!臨床心理士目指すぞ!!!」

とはならず、、、
大学合格してめちゃくちゃうれしかったですし、これからの見通しも立った!
と思ったのですがしばらくして、感じたのは「なんか大学受かったわ。これからどうしよう」というものでした。
気づいたら教師、臨床心理士になるために大学受験するというより、大学合格するために大学受験している自分がいました。

一応、考えていた通り、教師になるために必要な単位を取りながら臨床心理士になるために必要な?講義を受けることにしました。
教師になるために必要な単位ってめちゃくちゃ多いんですね。
それにとても広く勉強しないといけなくて大変でした。

なので、教師になるのはやめました。
教師になるための学習を楽しめない自分は真剣に教師になりたいと思っていないんだろうと感じたからです。
授業を受ければ受けるほどつらくなるだけでした。
この時に教師になることが自分の目標ではないことを再認識しました。
前回の記事で少し書いたと思いますが、公務員になるのは嫌でした。
それは自分がやりたくないことを淡々とやっているイメージがあったからです。
授業を受けるにしたがってそのイメージに近づいて行ったのかもしれません。

この経験から、自分は「楽しい」「興味が持てる」ことを仕事にしたいんだと明確になった気がします。
幸い心理学の授業は面白く楽しめていました。
教師になりたい気持ちがしぼむにつれて、臨床心理士になりたい気持ちは大きくなっていきました。
特に認知行動療法はすごく魅力的に映ったのを覚えています。
授業も面白かったですし、先生も親近感が持てる人だったのも大きかったのでしょう。
また、この方法で「治せるんだ」「人の役に立てる」と感じたことも臨床心理士になりたい気持ちを強めました。

大学2年生後半から教師になるための単位を取るのはすべてやめました。
親からは「もったいない。とれるものはとっとけ」と言われましたが、言われれば言われるほど嫌になるだけだったので、ますます教師になるのは自分の目標ではないとの気持ちを強めました。

上記で書いたことからもわかるように「人を助けたい」という気持ちよりも、自分がワクワクしたいという気持ちから臨床心理士を目指した感じです。
しばらく、そのことでよかったのかと悩んだりもしました。
だって、臨床心理士になる人ってつらい体験があったり、何か高尚な考えがあったりしそうじゃないですか。
自分はそういうのはあまりなかったので、こんなんで人の助けになるんだろうかってのは悩みました。
まあ、今はそれでいいなと思ってます。

そんなこんなで臨床心理士を目指して、今は臨床心理士として働いています。
臨床心理士は思っていた通り、言われたことをこなすよりも自分で工夫することが多く、毎日が新しい発見と学びの連続です。
その分つらいこともありますが、臨床心理士になって働くことができてよかったと思っています。
これからは「役に立つ」臨床心理士を目指して日々勉強を重ねていきたいと思います。
2投稿目はこれで。

最後まで読んでくださりありがとうございました。





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