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下の名前を呼ばれたらうれしいけど、反応が遅れる

僕は、生まれが沖縄で大学まで沖縄にいたので、下の名前で人を呼ぶことも呼ばれることも当たり前でした。

しかし、徳島に行ってみると、それは全然当たり前ではないんですよね。

そして、今、沖縄に帰ってきて逆に下の名前で呼ばれることに驚くとともに一瞬反応が遅れるんで少し困っています。

沖縄の人が相手を下の名前で呼ぶ理由

これは同じような苗字が多いからです。
恥ずかしながら最近気づきました。

バスケのサークルみたいなのに顔を出しているのですが、そのときに名前を聞かれて苗字を伝えました。
そうするとなんか変な顔をするんですよ。

僕が「この苗字珍しいです?」って聞くと(徳島ではかなり珍しい苗字であったため)

「いや、それはわかるけどたくさんいるさーね。だから下は?」

って言われたんですよ。

結構ハッとしました。

沖縄では全然珍しい苗字じゃなくてむしろ多いし、だから下の名前じゃないと混乱するのか、と腑に落ちました。

比嘉、金城、宮里、玉城
これらの苗字がたくさんいて、苗字では区別できないんですよね。

なぜ今まで気づかなかったのか

じゃあ今までなぜそれに気づかなかったかというと、大学まで僕の周りに僕と同じ苗字がいなかったんですよ。たまたま。

だから、ずっと苗字呼びされてたので、この年になるまで気づかなかったわけです。

さらに徳島では、苗字で呼び合う文化ですし、とても珍しい苗字でもあるので、すぐ区別できるし、話題にもなるし苗字にかなり助けられました(笑)

下の名前を呼ばれたらうれしいけど、反応が遅れる

そう、うれしいんですよ。名前で呼ばれるの(笑)
でも、自分が呼ばれてるって気づかないわけです。

周りの誰も反応しないから、あ!俺だ!ってなるんです。

沖縄ブランドが通じない

沖縄の苗字はとても珍しく、それにとても沖縄らしいので、自己紹介すると「沖縄の人?」とか、「どこの人?」って話を振ってもらえるんですよ。

だから、そこで沖縄トークになるんですけど、徳島の方は沖縄を好きな人が多くて、それで話が弾んで、ちょっと距離が近くなるという、めちゃくちゃ得する苗字でした。

それはカウンセリングでも一緒で、少し雑談として沖縄トークすると、あっちもなんか緊張がほぐれていい感じでカウンセリング導入となるみたいな。

でも、沖縄に帰ってきたらそれが通じないわけです。
当たり前の苗字ですし、みんな沖縄なわけですから沖縄トークなんて珍しくも楽しくもないわけですよね。

だから、これまで培ってきた人間味というか、会話力というかそういうの直に試されているように感じます。

沖縄に帰ってきたけど裸一貫

ほんと徳島では沖縄というブランドに助けられてきました。
逆に沖縄に来たら、それが全く通用しなくなり、真の自分を試されています。

しかも、帰ってきた時点で個人事業主ですから、さらに「お前誰よ?」感が半端ないです(笑)

前に作った名刺を駆使し、これまで培ってきた経験を土台にしっかりと自分をアピールしていきたいです。

もうちょっとというか、もっとというか徳島ブランドないですかね?
徳島県と言っても反応沖縄の人の反応薄過ぎて(笑)

徳島は食も歴史も人もとてもいいところなので、皆さんぜひ行ってみてください。

徳島県庁の方々は名刺に「VS東京」と書いているぐらいですから、もっともっと徳島のPRよろしくお願いいたします!!!


では今日はこの辺で。
下記のnoteでも記事書いているので寄ってみてください。

ありがとうございました!!!


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