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書くことは喋りのストレス軽減効果の代替を果たすのか-結論出ず

話したい

私は喋らないとストレスが溜まる.
たくさん寝ているのになんとなく具合が悪いときは,たいてい無言で一日を過ごしたときだ.
1人暮らしを始めるまでは人と喋らずに1日を過ごしたことはない.断言できる.
私だけが喋らないとストレスが溜まるのか,
そもそも人は喋らないとストレスが溜まるのか調べてみた.

6,000語以下しか話せないとストレスを感じやすくなる

女性は1日に6000語以下しか話せないと、脳がストレスを感じやすくなる

英語の雑談は160~200wpm(words per minute)なので
30~38分以下しか話せないと脳がストレスを感じやすくなるということ.
職場で喋らない私は毎日40分も話せていない.
ストレスもたまるわけだ.

ついでに記事のタイトルにもある喋る量の男女差に関して

米メリーランド大学の研究結果によると、男性が1日に発する単語数は平均7,000語。一方、女性の場合は平均20,000語――およそ3倍もの単語数を発しているといいます。

納得感もある一方,個人差の方が大きいようにも思える.

喋る量に男女差はない説

話す量とストレスについての記事は軽くググっても出てこない.
上記の男女差についての記事ばかりである.
しかし,これに異を唱える研究結果もあった.

Mehl助教授が主導する研究チームは、米国およびメキシコの大学生ら約400人を対象に、実際の会話を体系的に録音し検証を行った。その結果、女性の1日当たりの使用語数は平均1万6215語、男性は1万5669語で大きな差は見られなかった。「女性の方がおしゃべり」との通説は、統計学的には「根拠がない」ということになる。

結局,男女差があるかどうかはわからない.
しかし人は1日1.5万語は話している.
英語とスペイン語(メキシコの公用語)の雑談は160~200wpm(words per minute)なので
200wpmだとすると75分,160wpmなら94分話している.

ストレス解消を目的に話す→悩み相談せよ

ストレス解消を目的に話すなら,人に悩みを相談するといい
相談することで以下の効果が得られる.
・悩みを頭の中で整理できる
・悩んでいることを気づいてもらえる

https://chitekishisan.com/troubled-consultation-and-self-disclosure/

でもストレス解消は目的と違う.
ただ今日の出来事を人と共有したい.
今日の感情を人と共有したい.
それが私の願望である.
悩みといえばそれができないことである.

書くことは話すことの代替になりうるか:わからん

話す代わりに書くことでその語数のノルマを達成することが可能,という記事をどこかで読んだ気がするが,みつけられなかった.
一日無言で過ごしてしんどいけど文章を書いて元気が出た,という経験はない.
私はよくイライラすると,そのイライラに関するマインドマップを作って怒りを抑える.
これは怒りを頭の中で整理したことによってすっきり感を得ており,言語化そのもので怒りを抑えているのではない.
したがって,私の経験からは文字に起こす=話すの効果を得られているかはどうかはさっぱりわからない.

今わかっていること

・私は1日に40分も人と話していないので脳がストレスを感じやすくなっているかも
・私はアメリカやメキシコ人と比較して全然人と話していない
・私は人と出来事と感情を共有したい
話す量とストレスの関係は一次ソースにアクセスしないとこれ以上わかりそうもない.
書くことが話すことの代替になるか,は今実験中である.

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