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【2/12追記】今、私が目指している未来の仕事について

未来の仕事について書いてから、何人かの人に出会って話をしていく中で、考え方が少し変わってきたので、
読んでくださる方がいるかはわからないけれど、ひっそりと追加でここに記しておこうと思います。

私は社会人になってからのそのほとんどを雑誌や本の編集(一時期編集を離れて広告会社にいたときも、雑誌や本、出版社の仕事をしていました)に費やしてきたことは紛れもない事実であって、そして私は何より雑誌や本を読むのも作るのも心の底から好きなので、
求めてくださる方がいるのであれば、これからも雑誌や本の編集を続けていきたい、と思うようになりました。

今考えるとどうして1月の時点で、雑誌や本の編集という仕事を捨て去ろうとしていたのか謎なのですが、
ゼロか100かみたいな考え方に振り切れてしまう私の謎の習性が出てしまったようです(反省...)。

直近数年間でやっていたライフスタイル系ジャンルはもちろん、以前担当していた美容とか、あとすごく専門というわけではないけれど、好きなファッションとかをやっぱりやっていきたいな!と今素直に思っています。

それと同時に、編集の領域を広げていきたいという想いは変わらず強くあります。

世の中を見渡すと、ちょっとまともに編集したらすごくよくなる(届けたい人にわかりやすく届く)のになぁ、って思うことがたくさんあって、私たち編集者は出版不況の雰囲気に飲まれて、なんとなく自信をなくしてる感じがあるけれど(私が編集者代表みたいな物言いですみません!そんなつもりはないのです...)、
私たちがいつもやっている、どうしたら分かりやすく、素敵に、楽しく、すーっと入ってくるページになるかな?
って試行錯誤してきたスキルは、私たちが思っている以上にいろんなことに応用できる気がしてならなくて、
そういう実験みたいなことを少しずつやっていきたいな、と思ってます。

たとえば、会社の就業規則って家電の取説以上に難しそうで読む気をなくすオーラを纏っていますが、ちゃんと読むと大して難しいことは書いてないし、
何より、社員全員が読みたくなる就業規則にしとくべきなのでは?
みたいなことを思ったときに、私たち編集者の出番なのかも?
みたいなことを最近考えてます。
私のテイストとかクリエイティビティみたいなものを押しつけたい願望は微塵もなくて、
その会社のテイストに合わせた、社員のみんなが読みたくなる就業規則の編集なら、私きっとできると思う!

それからイラストについても、求めてくださる方がいるのであれば細々と描いていきたいと思っています。

ずっと違和感を持っていたことの一つに、どうして作った雑誌が売れなくても私は会社からお給料がもらえて、何なら残業代までもらえて、でもいくら深夜残業しても、雑誌が売れるとは限らない。
私の生活費は一体何を売って成り立っているのだろう?
みたいなことをよく考えていました。

でも、イラストを描くとかZINEを作って販売する、ということは、何に対していただけている対価なのかということが明確で、
お金に対する考え方を改めて考え直すいい機会になっています。

あと、ロールモデルの人はやっぱりいない、というか、誰かに憧れたり目指したりっていうことが私は向いてないなということに気づきました。
私は私にしかなれないから、独学で私をとことん極める。
それでいい、going my way!って今は思ってます!

そんなこんなで、2019年2月時点での私の仕事の考え方はこんな感じです。
(また変わるかも?!)

※以下、1月時点での元の記事です

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お世話になっている整体の先生に、私はこれからこういう仕事がしていきたいんです、という話をしたら、
それどこにも書いてないじゃないですか!言わないと誰も分かんないですよ、と言われて確かにそうだ...とはっとしたので、
自分の頭の整理のためにも書いてみようと思いました。

インスタに突然iPadで描いたイラストを投稿しまくっているので、イラストレーター目指してるの?と最近たまに言われることがあるのですが、
イラストレーターは目指していません。

もちろん、有り難いことに私のイラストを気に入ってくださって、この感じでぜひ!とお声がけくださる方には、自分の身の丈に合っているかを充分考えた上で少しずつ受けさせていただいています。
(お声がけくださる方々、本当にありがとうございます...!とても嬉しいです!)

ただ、なんでも描けるほど絵が上手いわけじゃないですし、描きたいテイストもすごく狭いことは自分が一番よく分かっています。

私はこれからも編集者を仕事にしていきたいと思っています。

ただ編集者と言っても、本や雑誌やウェブ記事の編集というよりは、編集の”集めて編む”の世界をもう少し広げて、
商品やサービスのコンセプト〜見せ方までのプロデュースやディレクションやコンサルティングを仕事にしていけたらいいなと思っています。
(プロデュースとディレクションの違いって何だろう...?)

日常生活で日々感じている、例えばこのマンションのチラシ、フォントとか紙選びを変えるだけで内見に来る人絶対増えるはず、とか、
この洗濯用洗剤、パッケージデザインは壊滅的だけど、中身の質や計量スプーンの細やかさは本当に素敵だからもったいないな、みたいな、
別にそこまで不満はないんだけど、

これでいいや、
という気持ちで選んでいるものを、
これがいいの!
に変える

お手伝いができたらいいなと思ってます。

子供の頃から、自分の持ち物とかインテリアへのこだわりが変に強くて、我ながらめんどくさいな、と思っていたのですが、
マスじゃないかもしれないけれど、私みたいに目に入るものすべてを自分なりに心地よくしたいと思っていて、且つ私のセンスに共感してくださる方がほんの少しはいるはず...!、という期待を込めて。

アウトプットとしては言葉(コンセプトワードとかキャッチコピーとか)やデザイン、場合によってはイラストを提案できるようになれたらいいなと思っています。

本や雑誌も好きだから、作る機会があれば作りたいけれど、やりたい内容は今書いたような広い意味での編集者の方です。
(文章は書きたいです)

こうなりたいというロールモデルの女性はいて、やりたい仕事も明確になって、あとはどうやってその道を開拓していけばいいかを今試行錯誤しています。

また変わるかもしれないけれど、2019年1月時点での私の考えを書きました。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

#仕事 #生き方 #働く #編集者

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