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2023年はミニマルシックとお金がテーマ

2023年がスタートしましたね。卯年ってなんだか可愛いし、飛躍できる気がしてとってもワクワクしています。
今年もよろしくお願いいたします!

部屋の整理整頓と雑誌作りはすごく似ている


紙の雑誌からウェブコンテンツへと場所は変わりましたが、私はずっと編集の仕事を生業にしています。いつからか、編集作業って整理整頓とすごく似てるなと感じるようになりました(私は性格的に整理整頓が割と得意で好きです)。撮影や取材を通して得たバラバラと散らばった情報やクライアントからの要望などを一旦全部並べて取捨選択して、テーマという一本の道筋が見えたときのスッキリ感は、部屋の掃除や棚の整理を終えた後の気持ちのいい感覚とよく似ています。

そこに写真の撮り方やデザイン、気の利いたコピーなどでおしゃれに見せたり読んでくださる方に伝わりやすく工夫をすることが、私の中での編集作業。後者の方がどうしてもパッと目に入りやすいですが、前者の整理整頓部分が個人的には実は地味に結構大事だと思っています。

編集=削ぎ落として素敵に見せること

去年の秋頃、「編集=削ぎ落として素敵に見せること」と定義してみました。そしてそれをキーワード的に「ミニマルシック」と呼ぶことにしました。

削ぎ落として素敵に見せることは今まで編集者という仕事を通してたくさんやってきたこと。それを自分の日常生活にも応用してみよう!というのがミニマルシックのコンセプトです。

クローゼットの中や洗剤の種類、時間の使い方やお金のことetc…。自分の日常生活はまだまだ全然ミニマルでもシックでもない部分がたくさんあったので、少しずつ削ぎ落として(=ミニマル)、でも華やかさや遊び心(=シック)も忘れないような、自分らしいいい感じの匙加減を模索しています。

ミニマルシックな生き方を目指す理由

去年、ELEMINISTというウェブメディアでニュージーランド在住の文筆家である四角大輔さんにインタビューさせていただいたことが、自分の中では大きなヒントになりました。

ちょうど『超ミニマル主義』という書籍を出版されたタイミングでのインタビューだったのですが、

自分にとって余計なモノや情報、思い込みなどを削ぎ落としていくと自分の心の声が聞こえるようになる

本当に好きだったこと、やりたかったことが見えてくる

そこを上手く輝かせられると大きなエネルギーを放ってたくさんの人に届く

という四角さんのメッセージがスッと腑に落ちて、シンプルに実践してみたいと思いました(元々レコード会社でたくさんのミリオンセラーアーティストをプロデュースされてきた四角さんの言葉なので、すごく説得力がありました)。

このインタビューで伺ったお話と、編集という情報を削ぎ落とす部分が重なったのと、いわゆる部屋の中に何もない系のミニマリストではなくて、シンプルだけど華やかさや遊び心もちゃんとあるミニマリストを目指したいという想いを込めて、ミニマルシックという言葉を考えました。

私もまだ人体実験中ですが、自分自身の生活をミニマルにして、自分の持って生まれた才能を適切な形でシックに表現していけば、きっといろんな意味で豊かな生活が広がっていくんじゃないかと信じています。

お金のこともきちんと発信していきたい

ときどき私のインスタをフォローしてくださっている方々から「私もいつか独立して好きなことで生きていけるようになりたいです」といったメッセージをいただくことがあります。私も全部が全部上手くいっている訳ではもちろんなく、見えないところで日々格闘している状態なのですが、たぶん、「時間や場所の制約を受けずに好きなことや得意なことを生かして生きていきたい」の一番のハードルになっていることは、やっぱりお金の心配なんじゃないかと思っています。

私も会社員や公務員の大人しかいない環境で育ったので、お金を稼ぐためにはどこかの会社に就職するしか発想がありませんでした。なので、会社員じゃなくなって、自力でお金を稼ぐってどういうことなんだろうと日々悩んだり勉強したりしている最中です。(簿記3級の勉強も始めたのですが、意外なことにすごく楽しい…!)

自力でお金を稼ぐことについて、トライアンドエラーを繰り返しながら、もっとたくさんのヒントを発信することができたなら、新たな一歩を踏み出す人の参考になれるはず!と信じて、お金のこともうやむやにせず、可能な限り、ちゃんと向き合って発信していきたいなと思っています。

2023年はひさしぶりにたくさん行動して、外へ出ていろんな人に会いたい気分です。このnoteもたくさん書いていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!



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