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お砂糖ひとさじの往復書簡

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千田あすかと堂坂由香のエディター2人の雑誌編集者ユニット、お砂糖ひとさじの往復書簡。ほのかに甘くて儚いものやことを形にします。 instagram: @osatouhitosaji
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#フリーランス

「お砂糖ひとさじ」とは?

※2023年10月16日更新 お砂糖ひとさじは、千田あすかと堂坂由香のエディター2人の雑誌編集者ユニット。「ほのかに甘くて儚いものやことを形にする」をコンセプトに、ZINEの発行やインスタマガジンの運営、ブランドのコンテンツ制作などを行なっています。 はじまりはnoteの往復書簡からたとえばそれは、海外の素敵な風景が出てくる映画。または、自分の体になじむランジェリー。または、お気に入りのティーカップに淹れた朝一杯の紅茶。そんな、日々の生活を少しだけ良くしてくれる自分だけの

最近、仕事が楽しい理由

由香が前回、まとめてくれたみたいに3ヶ月で私たちは途方もない距離を進んできちゃったみたいだね。本当に毎日、すごい楽しくて、もっとやりたいことがいっぱいあってワクワクしながら過ごしてる。 私が神様のようにずっと崇めているオザケンが、先日インスタとTwitterで「今夜はブギーバック」についての文章をアップしていたの。 その内容は一部を切り取らないで全部読んでってオザケンも言っているから、由香も興味があったら読んでみてほしいんだけど、その中にブギーバックができた頃のオザケンと

雑誌編集者が、新しい仕事をするなら……

数日前に、プーケットからシンガポールに帰ってきたよ。 チャンギ空港に降り立って、「ああ、私はこの街、すごい好きだ」って改めて思った。 エネルギッシュで、南国の香りがして。 さてさて、由香が描いてくれた、仕事の未来予想図とても面白かった! 私たちはこれまで、雑誌の編集を主にやってきたわけだけど、 その編集のスキルって、由香が言っていたようにコンセプトづくりとか、NSやWEBサイトの見せ方とか、そういうことにもつながるんだよね。 私たちのもうひとつのマガジン「No Edit

プーケットより、肩書きの話

今、プーケットにいます。 今私が住んでいるシンガポールも南国だけど、都市だからそれほどリゾート感はないの。 プーケットはやっぱりもっとのんびりとしていて、たまに何もしないゆっくりするだけの時間を持つのっていいなぁと感じてるとこ。 さてさて。 由香が書いてくれた、肩書きについての話、とても面白かった! 肩書き自体が名刺のようなものなんだろうね、きっと。 名刺に、会社名とか職種とか役職とか書いてあるように、フリーランスの人にとっては、肩書き自体がその人の仕事全体を表すもの

変わること、変えることを恐れずに行こう

先週から週末にかけて、日本ではニューストピックになることがいろいろあったみたいだね。 大手芸能プロダクションとテレビ局の問題とか、そして参議院選挙があって。 特にジャニーズと吉本という2つの大きな芸能プロの話題は、両方とも古い体質が表にさらされて、変化を促されているような感じを受けたよ。 選挙の結果は…どっちつかずな感じだったかもしれないけれど、世の中は急激に変わらず、少しずつ変わっていくものだと思うから(そして気づかない間に、思いがけない方向に変えられる恐れもあるよね)

会社員だからって、匿名の人でいなくてもいいと思うの

mi-molletの大森編集長が退任されたんだね。 由香に教えてもらうまで知らなかった。 大草直子さんのような、カリスマ的で名前の知れた人のあとに、編集長になるというのはとてもプレッシャーのあることだったと思うけど、 由香が言うように、自分が大草さんとは違うというのをあえてさらけ出して、自分のパーソナリティを見せて編集してらっしゃったというのは、とても素敵なことだよね。 雑誌の編集者って、出版社に所属している限り、やっぱり一会社員であるっていう立場じゃない? 私たちも以前

iPad proがあれば、誰でもクリエイター

ワクワクすること、よくぞ聞いてくれました(笑) 由香が昨年からiPad proを使って絵を描き始めたじゃない?  由香の描く絵がとてもきれいで、私にもその良さを教えてくれて。 私はこれまで、絵を描くときはアナログな手描きだったんだけど、由香がiPadで描く絵は、手描きのタッチはそのままで、でもデジタルならではの描きやすさや、インスタにUPできたりするところがとても便利そうで、私もぜひ欲しいと思っていたの。 そして、先月、念願が叶ってiPad proを手に入れてからという

恋愛を「生きる意味」にしないほうがいい

女の子のお嫁さん願望って、私の周りでは小学校中学年くらいから爆発していたような気がする。 たぶん、りぼんとか少女漫画の影響が大きいんじゃないかな(笑) この前、ハンサムな彼女の話をしたけど、りぼんの漫画に受けた影響って大きいよね。 もちろんいい部分も多いけど、当時の小学生女子を恋愛至上主義に陥らせたっていう側面も大きいと思う。 私ももれなく影響を受けまくりで、どこかに自分のすべてを受け入れて包み込んでくれる優しくてカッコいい男の子がいると思ってた(笑) そして、恋愛が人生の

自立=自由だよね

由香、パリからお帰りなさい! 由香のインスタ、ずっと見てたよ。本当に素敵な場所がいっぱいで、その中に佇んでる由香もとても素敵だった。 知らない土地に行くってやっぱり面白いよね。 私もそんなに気軽に旅に行けるタイプではないんだけど、誰かから誘ってもらった旅でも、やっぱり行くとすごく「来てよかった!」という気持ちになる。 その場所のにおいを感じたり、雑踏の中での音を聞いたり……インスタやYoutubeで見られる風景だけじゃなくて、やっぱり五感を通して得られるものってあるよね。

今、37歳の私が挑戦したいこと

あっという間に10連休が終わったね。 由香はゆっくり過ごせた? シンガポールのカレンダーは、もちろんGWとは無関係なんだけど、夫の両親が遊びに来てくれたり、私もなんだか連休気分だったよ。 さてさて、由香のやってみたいこと、夢…とても由香らしくて、本当に素敵だと思う! これまで雑誌を作ってきて、やっぱりメジャーな雑誌であることってとても大事なことだというのは感じてた。 売れるって、作り手としてもとても気持ちがいいし、多くの人に必要とされているものを作りたいという気持ちはモチ

異国での生活がスタートしました

由香、時間が空いてしまってごめんね! シンガポールに着きました。異国で暮らしていく実感はまだあまり湧いていないけれど、これからどんな日々を過ごせるのか、とても楽しみ。 これまでも、国内では都内や地元、いろいろと引っ越しをしてきたし、私の父も転勤族だったから、子どものころから引っ越しは慣れているけれど、海外に住むのは初めてだし、強制的に自分を変えられるいいきっかけな気がしています。 最近、ちょっと惰性で日々を送っている感じがしていたから…。 異国と言ってもシンガポールは、

キャッシュレス生活はじめました

確かにフリーになると、一日の時間の流れ方が全然違うなぁってすごく思うよ。 まだ会社員気質が染みついてるから、平日に家の近くをフラフラしてたりすると、私大丈夫かな?とか思ってしまう自分がいるけど(笑) 退職してからは、事務作業的なことが色々あるものだね。 ここ最近は、区役所や税務署や銀行を周ったりを毎日してたよ。 そしてこれを機に、お金の管理を徹底的に整理しようと思ったんだ。 私はどちらかと言うとお金の管理はずっと苦手で、でもなんとなく生活が周ってるからまぁいいか、みた

フリーランスへようこそ

由香、フリーランスへ、ようこそ(笑)。 社員編集者とフリーランス編集者の違い、私はあまりきちんと考えたことがなかった(私は、しっかりと意志をもってフリーランスになったわけではないから)けど、確かに由香の言う通りかも。 社員編集者は管理職的な、予算管理や進行管理、スタッフのマネージメントのような部分が求められることが増えるよね。でも、私もその部分は、実際にはそんなに好きな業務ではない(笑)。 やっぱりモノを作る楽しさみたいな、そういうのを仕事にできたらいいなと昔から漠然と

ひらめきの瞬間について

Hello! フリーランス1日目の私です(笑) フリーの先輩として、色々教えてくれてありがとう。 分からないこともまだまだあるけど、自分なりにマイペースで少しずつやってみるね! あすかが書いてくれたように、 長女の私たちは知らず知らずの内に、ひらめきや感覚で表現することを自分で抑えつけるクセがついていたよね。 編集者ってもちろんクリエイティブな部分もあるけど、それと同時に、というかそれ以上に、予算管理とか進行管理とか、みんなのスケジュール調整とか、アポ取りとか校正