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お砂糖ひとさじの往復書簡

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千田あすかと堂坂由香のエディター2人の雑誌編集者ユニット、お砂糖ひとさじの往復書簡。ほのかに甘くて儚いものやことを形にします。 instagram: @osatouhitosaji
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2019年3月の記事一覧

色気について

シンガポールは変わらず暑い毎日かな? 東京は今日はちょっぴり曇り空だけど、いつもより早く桜が咲き始めているよ! 家の小さな庭にも春らしい繊細な雑草が生えてきて、雑草だけど小さな花が可愛らしくて、しばらくそのままにしています。(なんて、草むしりをサボってる言い訳にしてみる...) おしゃれの話はいくつになっても尽きないよね!なんか、岡崎京子の「くちびるから散弾銃」を思い出すよ。 あすかの書いてくれたように、日常着のおしゃれとか、着心地のよさとかは、私もすごく気にするよう

身体がまとう、お洋服の美しさ

由香、前回の書簡、全然長いと思わなかった! ファッションについて語ろうとすると、本当に止まらないね(笑)。 ファッションについて考えることは、編集者としてもはや仕事なのに、それでも趣味としてもちゃんと好きでいられるよね。 由香のミックス感、すごくわかる! 小学生のころから、そういうことを考えていたなんて、由香は本当に生粋のお洒落だね。 私も、お母さんが若い頃に着ていた服からスタートして、そこからヴィンテージのものが好きになったな。 全身鏡の前でひたすら、持っている服を組み

センスがなくても幸せならいい、よね

noteやインスタの、あすかのシンガポールの写真が私はすごく好きだよ。 やっぱり光の強さが違うからかなぁ。 色が鮮やかですごくポジティブなエネルギーを感じる。 あー行きたい...!(笑) そして素敵なテーマを投げかけてくれてありがとう! ファッション(と雑誌)について、今書きたいことがありすぎて、たぶんすごーく長くなると思うから、初めに謝っておくね、長くてごめん(笑)。 私は昔から、それこそ小学生の頃から、テイストの違うものや高いもの安いもの、最新のものと古着、そうい

ファッション誌とアイデンティティ

由香、シンガポールは毎日暑い日が続いています。当たり前だね(笑)。 さてさて、雑誌の話、由香と今もう一度したかったからうれしい。 私はやっぱり雑誌がとても好きで、表紙を見るだけですごくワクワクするものであってほしいと、今も強く思ってる。 今、だいたい毎号買いたいと思ってしまうのは、『otonaMUSE』かな。写真や着こなしが素敵なのはもちろん、年齢的にもしっくりきて、個々のモデルやスタイリスト、ヘアメイクとか、それぞれの人たちのおすすめを信頼できる気がする。美容情報のペー

ノスタルジー雑誌論

あすか、いよいよシンガポール生活がスタートだね! 私は随分前に一度だけ家族旅行で行ったことがあって、 海沿いのシーフードレストランがどの料理もびっくりするほど美味しくて、家族みんなで驚いたことと、マンダリンのホテルの内装やハイティーに感動して、またここでお茶をしたい...と願った記憶が今出てきたよ!笑 noteのシンガポールマガジンも楽しみにしてる。そしてぜひ遊びに行かせてね! さてさて、これを書こうか少し迷ったんだけど、あすかは最近プライベートで雑誌読む?特にファッシ

異国での生活がスタートしました

由香、時間が空いてしまってごめんね! シンガポールに着きました。異国で暮らしていく実感はまだあまり湧いていないけれど、これからどんな日々を過ごせるのか、とても楽しみ。 これまでも、国内では都内や地元、いろいろと引っ越しをしてきたし、私の父も転勤族だったから、子どものころから引っ越しは慣れているけれど、海外に住むのは初めてだし、強制的に自分を変えられるいいきっかけな気がしています。 最近、ちょっと惰性で日々を送っている感じがしていたから…。 異国と言ってもシンガポールは、

キャッシュレス生活はじめました

確かにフリーになると、一日の時間の流れ方が全然違うなぁってすごく思うよ。 まだ会社員気質が染みついてるから、平日に家の近くをフラフラしてたりすると、私大丈夫かな?とか思ってしまう自分がいるけど(笑) 退職してからは、事務作業的なことが色々あるものだね。 ここ最近は、区役所や税務署や銀行を周ったりを毎日してたよ。 そしてこれを機に、お金の管理を徹底的に整理しようと思ったんだ。 私はどちらかと言うとお金の管理はずっと苦手で、でもなんとなく生活が周ってるからまぁいいか、みた