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#38 なぜ "正しい" があると苦しくなるのか?

前回、僕は無意識に「このやり方合っているかな?」と自分の行動をジャッジするクセがあることから、自分の中に ”正しさ” があることに気づかされました。

それから改めて、自分のやり方にも人のやり方にも
正しい間違ってる、良い悪いはないんだ!
ということを意識して生活してみました。

具体的に意識した行動指針は、
・やった(もしくはやらなかった)結果起こることを想像して、自分はワクワクするかな?という基準で選択する
・結果(何が起こるか)が想像できないときは、とりあえずやってみる!

の2つです。

意識してみて一番よかったことは、自分のやったことに対して後悔したり後から気になったりしなくなったことです。
この気づきによって、僕はとっても自由になった感じがしました。

では逆に、なぜ ”正しい” があると苦しくなってしまうんでしょうか?
自分なりに考えてみました。

僕が気づいたのは、
”これが正しい” という一つの基準を掴んでいるということは、”自分ではない何か” に依存するということではないか?ということです。

この場合、”これが正しい” という基準がそのときの自分の価値観にマッチしているときであれば良いのですが、
環境が変わってまったく異なるヒトやモノに触れたときに周りに振り回されてしまったり、
もっと好きなモノ、心から良いなと思うものに出会って自分の価値観が変化したとしても、
それを掴めなくなってしまう
可能性もあります。

価値観というのは、アウトプット。
アウトプットは、インプット・プロセスの結果生まれてくるもの
そのときの周りの環境や自分の状態によって、
インプットする情報やプロセスは絶えず変化しているわけだから
アウトプットである価値観は変化して当然ですもんね。

だからこそ、”正しい” という何か一つの基準に依存するのではなく、
”自分” というものを軸に行動することが大事なのかな?と思いました!
(イラストのように、自分が木として根を張って、常に何でも選択できるイメージ)

これがまさにEssencial Mindset(EM)でも伝えている ”自己受容” であり、”ゆらぎの根っこ” ではないかと思います。

そしてこの根っこがしっかりしていると、
自分と違う価値観をもった人と出会ったときにも
「この人はこういう価値観の人なんだ」と受け入れられたり、
これまで持っていた正しさや、過去の経験に引きずられたりすることなく
その瞬間瞬間に生まれてくる価値観や感情(アウトプット)を大切に生きられる気がしました。

うーーん。これは本当に本当に大事なことを学びました…!
はじめから勉強していたことではありますが、体感することでより一層理解が深くなった感じがします!

これからも、そのときの自分を軸に、行動していきます!