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本物に触れる①「能」

私は能を見たことがありません。

ですが、能に非常に好きです。それは能は基本的に鎮魂の意味があるかです。
私は亡き父と繋がるために儒教を学びました。

能も死者や怨霊といった人智を超えたものとの繋がりです。

そして私はなぜか怨霊にシンパシーを感じます。
能が好きになるのは必然だったと思います。

今回、大好きな安田先生に会いに行きました!!
本の内容、テレビ越しに見る姿と変わらず素敵な方でした!

今回は内田先生も来ていました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B084RJMK55?ref_=cm_sw_r_ud_dp_7SZPCNGQBW9YYN87CT5K&language=en_US

この本は既に2024年読んでよかった本1位です!決定です(笑)

能とは何か

基本的なこと https://www.nohgaku.or.jp/guide  こちらを

特殊なことについて触れます

〇仏教
死生観は仏教です。
なんと1つの話で主役が輪廻転生を繰り返し、六道(地獄、餓鬼道、畜生道、阿修羅、人、天上)を抜けて成仏(仏になる)するという流れだそうです。

※往生:輪廻転生が終わる

〇陰陽論
舞台は横に見ても陰陽、奥行きで見ても陰陽があり陽陽の場所もありますし、陰陽の場所もありますし、陰陰という場所もあり、中心は正中です

 

内田先生が座を見るという話をされていました。今その時、いるべき場所にいる。それが座を見るです。
そしてそこには気の力等も関係しついるでしょう

〇身体・武道
安田先生は身体動作を重視する方です。
内田先生も思想家でありながら武道もやれております。
体幹が大事で体幹とは部分ではなく螺旋を描かくといいます。

時間でも書きますが、肌感覚が大事で毎回変わるそう。能は臨機応変!これがキーワード

〇音韻律
西洋も韻を踏みますが、世阿弥クラスになるとあ行を繋げたり音韻も大事にするそうです。

〇時間
予定時間を10分オーバーなどが普通にぁるそうです。臨機応変。身体で感じたままを表現するのが能です。
歌舞伎は秒単位で正確です。

〇寝ていい
安田先生は能を観てるときに眠くなったら寝ていいといいます。特に舞のときに眠くなる人が多いみたいです。しかし、それはソフトフォーカスがかかってちょうどいいとおっしゃられます。

〇自然
能の舞台に関係なさそうですが、関係するのが自然です。特に脇役のワキの人は自然と繋がります。

〇共話
このワードは初めて聞きました。
対話と言うのは対立した話。
共話というのは意見が一致した会話になるのでしょうか。
これは深い…

この写真は宝物です。

サインも頂きました

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