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アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』を観た


ホンモノラジオ

『魔法少女まどか☆マギカ』を観た。

 放送されていた当時、友人に強く勧められたにも関わらず第一話で切ってしまい頓挫。その後、『おぎやはぎのメガネびいき』の「オギプルギスの夜」を聞いて再挑戦しようと思ったけど、結局何となくスルー。そして、今のタイミングで劇場版の新作が発表されたらしく、嫁が「観ろよォ!」とダダをこねてきたため、遂に鑑賞。辿り着くまで長かったなー。

 率直に面白かった。普段、アニメのオリジナル作品をほとんど観てこなかった分、「アニメってこんなに一話ごとに続きが気になるよう作られてるんだ〜」と感動した。すみません、そのレベルで。一応言うと、「マミる」「さやかちゃんがそんなに強くない」「キュゥべえは悪いヤツ」ぐらいの漠然とした事前情報は知っていたし、それ以外でもおおよそ検討がつく展開はいくつかあった。ただ、結局どんなジャンルのストーリーでも、多少先を見通せるぐらいの作り方が一番ワクワクするんだよなー、とも実感した。また、さやかちゃんの場当たり的な考え方や、杏子のツンデレな立ち振る舞い、ほむらちゃんの不器用なまどかへの愛情なんかは、それぞれの願いとキャラクターを明確に差別化する上でとても効果的でグッと来た。成長途中の少女だからこそ、未成熟な性格も視聴者が許容出来る。ちいかわみたいなまどかが精神的成長を遂げていくのも熱くなりますね。

 そんな感じで、少女が多いアニメをあまり観ない人間でもスーパー楽しめました。放送当時はまだまだサブスクが浸透していなかったこともあり、一気見するのに気合いやコストが必要だったんですが、今は本当に観やすい時代になりましたね〜。だからこそ『[新編] 叛逆の物語』も観て『ワルプルギスの廻天』に備えないとな〜。あと、余談だけどキュゥべえってずっとツーブロ色黒の営業マンみたいなこと言ってるよね。クーリングオフ制度設けろよ。

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