ネコWi-Fi

先日あった電車での移動中の話。
この文章を書くために、スマホをポチポチしていると、ゴミWi-Fiがトんできやがって、文字入力が阻害された。
まったく、ふざけんじゃねえ。
そもそもこの微弱なWi-Fiが入ってくるせいで、スマホの動きが制限される仕様は何なんだ。
自動でWi-Fiを接続出来るようにしているのは、あくまで家や宿泊先で、即繋がれるようにしたいからであって、垂れ流されているゴミWi-Fi用ではない。
もっと考え直した方がいい。
もちろん、先述したような意見に対し、「そんなに言うなら、自分の設定を変えればいいだけじゃん」と思う輩も居るだろう。
うううううあうううるせえ!
それはそれでめんどくせえんだよ!
ちょっと考えれば、分かるだろ!
あと、多少話も逸れるが、Wi-Fiの名前で大喜利してるド痛野郎どもに告ぐ。
お前らのネットからパクってきたような「応仁のLAN」とか「毛利LAN」とかつまらな過ぎて目の毒なんだよ!
どうせアレだろ、お前らはadidasパロディの「アジデス」Tシャツを、面白ファッションだと思って、外で着ちゃうタイプだろ!
一生、文化祭実行委員でもやってろ!
タコが!
……なんて思いながら、そのトんできたWi-Fiの名称を見てみると、三毛猫の絵文字が一つポンと押されていた。
はわわわ〜!
ネコちゃんじゃにゃいですか〜?!
かかか可愛過ぎるのにゃあ〜!
ハッ!
ささささっきまで、無礼なことを考えてしまって、本当にごめんにゃさい!
……そりゃもう心の声が、猫撫で声になってしまった。
しかしながら、見渡してみても周りに居るのは野暮ったいリーマンばかり。
三毛猫の絵文字をWi-Fi名に使っているようなハイセンスさんらしき人は居なかった。
爪を隠すのは、能ある鷹だけでなく、ネコも同じなんだなあ。
それにしても、誰だったんだろう。
リーマンの中で猫被ってるヤツ。

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