ダシネ・デスシネ・ノ・シネとデスシ・ノ・スシ

先日、ツイッターで、人とのやり取りの文末について上げられた話題があった。
確か文末の「だしね」「ですしね」と言った返事が、「死ね」と含まれていて書きづらい的な内容だったと思う。
言われてみれば、自分もLINEやチャットで打つ時に、少しばかり躊躇してしまう。
「だしね」はまだしも、「ですしね」についてはご丁寧に「です」まで付いている。
「DEATH死ね」、コミックメタルバンドの曲にありそうだ。
オレの場合は悩んだ結果、どうでも良くなって「だしね〜」「ですしね〜」と「〜」を付け、まろやかに逃げることも多い。
何だよ、まろやかに逃げるって。
カレー研究家しか使わなそうな表現だ。
加えて、「だしね〜」も「ですしね〜」も厳密には逃げ切れてない。
なんだか悪魔くんビームって感じだ。
悪魔くんビームなるものがこの世にあるのかは知らんけど。
ただ、それとは逆に可愛いなと思う文末もある。
それは「ですし」だ。
何てったって「寿司」が入っている。
美味しそうだし、ふんわり感がある。
やはり手で包んだお米のメニューだからこそのポイントなのだろう。
同様に「おにぎり」「おむすび」も可愛い。
こいつらも「寿司」ぐらいのポテンシャルを秘めているが、文字数の多さが足を引っ張っている。
さぞ悔しかろう。
閑話休題、この「ですし」に「寿司」と入っていて可愛い事実を発見した際、自分はなんて天才なんだろうと思った。
あの世のアインシュタインもびっくり。
が、その後、「ですしおすし」なるネットスラングが昔流行っていたことを思い出した瞬間、ガックリ落ち込んだ。
オレの感覚のレベルは、十代のネット始めたての頃からなんら成長していない。
とは言え、「ですし」の「寿司」が可愛過ぎることは紛れもない事実だ。
これからも使い続けたい。
……もうお分かりかと思うが、話もネタ切れだ、寿司だけに。
お勘定、お願いします。

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