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シロクマ文芸部参加作

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note内企画「シロクマ文芸部」参加記事のまとめです。
運営しているクリエイター

#エッセイ

「言葉の日常」#シロクマ文芸部

 子どもの日常を記しながら、自分は子どもの頃どんなことを考えていたのかを思い出す。 「今…

泥辺五郎
1か月前
19

「言葉を散らして掃き寄せる」#シロクマ文芸部

「花吹雪」と題した文章を、こんな風に締めた。  そんなことを書いてから約一か月半が過ぎた…

泥辺五郎
2か月前
35

「あの頃に戻ることはできないけれど再現動画は撮れる話」#シロクマ文芸部

 変わる時は突然訪れるわけではなく、日々少しずつ変化している。息子の小学校用体操服などを…

泥辺五郎
2か月前
14

「マイクラ・小学校ごっこ・小学生恋愛事情」#シロクマ文芸部

「桜色の花びら」はマインクラフトのバージョン1.20大幅アップデート時に追加されたアイテムで…

泥辺五郎
3か月前
33

「『チョコレート粉砕工場』すら聴けなくなった夜に」♯シロクマ文芸部

「チョコレート粉砕工場」という曲を流す。ゴンチチの名曲である。かつてこの曲をリピート再生…

泥辺五郎
4か月前
22

「エンドレスドラゴンボールごっこ」#シロクマ文芸部

 青写真は常に息子の頭の中にある。  それは「スーパーサイヤ人3の悟空の髪の毛の量で、悟空…

泥辺五郎
4か月前
13

「ハリー・ポッターごっこ」#シロクマ文芸部

 布団からはみ出る足の長さを気にして、息子は毛布を短めのタオルケットに変えた。「ハリー・ポッターごっこ」の最中の話である。黒いローブを背負ったスネイプ先生のつもりらしい。私と娘もそれぞれ毛布とタオルケットを体に巻いて役作りをする。いつの間にかスネイプ先生から「封印されている化け物」へと役を変化させていた息子から配役が発表される。 「健ちゃんは封印されている化け物、ねぇねはハーマイオニー、パパはハリー・ポッターとロンとマルフォイとダンブルドア先生とハグリッド!」  いつものこと

音楽随筆集「冬の花」宮本浩次

 冬の色々を考えているうちに、「冬の花」に行き着いた。  チバユウスケの訃報に触れた日の…

泥辺五郎
6か月前
18

「詩の出てくる小説、詩を歌う人たち、そして詩の話」#シロクマ文芸部

 詩と暮らす、の書き出しから始まる小説に何度も駄目を出したので、最近読んだ本の中に出てき…

泥辺五郎
6か月前
18

「WALK」「WALK!」「WALK」#シロクマ文芸部

「ただ歩く」のプレイリストを作りながら、昔のことを思い出していた。高校時代にバンド活動を…

泥辺五郎
10か月前
16

エッセイ「書く時間を変えたら毎日書けるようになった話と自己紹介」#シロクマ文芸部

 書く時間を早朝と定めてから、毎日何かしら書けるようになった。子どもらと同じ時間に眠れば…

泥辺五郎
10か月前
31