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デザイン部マネージャーから降格して、一から出直し、またマネージャーに戻った話

どうもiCAREデザイン部マネージャーの青木です。iCARE Devアドベントカレンダー4日目。今年もあと1ヶ月を残すのみとなりました。毎年言ってますが本当に月日が過ぎるのが早いですよね。振り返ると今年も色々なことがありました。

今年、ふりかえる

まずはデザイナー部としての独立。組織として横断的にクリエイティブをする必要がでてきましたので、それぞれ別部署に所属していたUIデザイナーとコミュニケーションデザイナーを集めてiCAREデザイン部を立ち上げました。現在の組織体制になってはや10ヶ月ほど。まだまだ課題は山積みですが、横断的なデザイン業務ができておりますのでこの調子で突き進んでいきます。

降格、マネージャー

次に今回のお話の中心になる出来事。マネージャーとしてデザイン部を立ち上げに関わった私が降格してプレイヤーに戻り、色々あって再度デザイン部のマネージャーとして業務をさせて頂いていることです。
そうです、今年は「降格」を経験しました。原因は私のマネジメント力不足。これが原因でメンバーにも迷惑を掛けてしまいました。心身ともにすり減っていた私に、会社はマネジメント業務から距離がとれるように、マネージャー職の任を解いてくれました。

3ヶ月程、通常のプレイヤーとして働く回復期をもらい今現在では元気にデザイン部のマネージャーとして業務をこなしております。この回復期の間でも会社から私に対する信頼感を持ってもらえるように努めました。そんな大げさな話ではなりませんが、一度折れた人間をマネージャーに戻す判断は会社側もしづらいと想像できます。要は一度信頼してマネージャーを任せたのに失敗してしまった。信頼貯金はゼロになっている状態です。その状態から再度信頼しうる人材になるための動きをしていました。

挑戦、ふたたび

デザイナーとしてプレイヤーとして生きるのか、マネジメントをすることを選ぶのか。これは重要な問題です。もちろんどっちが正解なんてありません。ただ、私はデザイナーとしてスキルを磨くより、マネージャーとしてチームを運営することで価値をだす選択をしました。それに挑戦し、敗れ、再度挑戦することを選んだ。一度はボロボロになりながらも何故またマネージャーとして挑戦する気力が湧いたのか。

一つは上司のサポートにありました。親身になって相談に乗って頂き、ぐちゃぐちゃになっていた頭の中を整理し、解決案を提示してくれました。客観的な視点から意見をもらえたので非常に助かりました。

ある本との出会い

もう一つは代表の山田から教えてもらった「自分の小さな箱から脱出する方法」という書籍です。なかなかファンシーなタイトルですが、中身は真面目なマネジメント本です。
しかもこの本は私のような「デザイナーあがりのマネージャーこそ読むべき本」です。
いつまでたっても「プレイヤー気質が抜けないマネージャー」。「自分がやった方が早いと欺瞞に満ちているマネージャー」。この手の失敗事例はよく耳にします。例によって私もまんまとその落とし穴にハマってしまいチームに迷惑を掛けてしまいました。

ここで本書籍を解説は致しません。ただデザイナーあがりのマネージャーで、現在悩んでいる人がいらっしゃれば是非この本を読むことをオススメします。現にこの本から気づきを得て、再度マネジメントに挑戦する気力を取り戻した人間がここに一人いることは事実です。

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