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体がかたい人は、うつになりやすい?

みなさん、突然ですが、体は柔軟性がありますか?
それとも硬いですか?

ダイヤモンドオンラインという記事で、こんな記事を見つけました。

「体がかたい人は、うつになりやすい」

整体師曰く、心が弱っていたり、ネガテイブ思考な人は、体が硬いそうです。

みなさんは、体の状態はどうですか?
首肩周辺、凝ってませんか?
腰痛や、体の不調はありませんか?

思い返せば、私は、子供の頃から、猫背で、親によく、こんなことを言われていたのを、はっきりと覚えています。

「お前は猫背だなー、背筋をシャキッと伸ばしなさい!」

って。

猫背なのは、自分の体のせいだと思っていました。
猫背なのは、生まれつきだと思っていました。


でも今だから分かるんです。
猫背は、自分の体のせいじゃない。
猫背は、生まれつきじゃない。

子供の頃に感じていた、恐怖からだったんだって。


子供の頃、親に激しく怒られたり、時に叩かれたりして。

怖かった。
家が怖かった。
親が怖かった。

子供らしく、自由に過ごせなかったから。

いつも、自分の殻に閉じこもっていた。
こんな感じでね。
家の中の様子を伺いながら、過ごしていた。

だからね、知らず知らず、肩をギュッて寄せて、体を縮こめていた。
体をギュッて固めた方が、小さくなった自分で、安心できるって思ってた。

でもきっと、そのせいで体を固めていたから、血行も悪くなった。
姿勢も悪くなった。

そして、ちびまる子ちゃんに出てくる“藤木くん”くらい、唇も青く、顔色も悪かった。

姿勢が崩れると、血行が悪くなる、血行が悪くなると、体に不調が出る。体に不調が出ると、心にストレスがかかる。心にストレスがかかると、心に余裕がなくなる。そして、ネガテイブ思考になる。そして、どんどん体も悪くなる。

ぐるぐると、悪循環。

だからね、

「体がかたいからネガティブになる」
「ネガティブだから体がかたくなる」

そう、どちらとも言える、と私も思うのです。

子供の頃の姿勢の癖は、そんなに簡単に治りません。
私は、20代、30代と、特に不調が現れ、万年不眠症でした。

養命酒片手に、布団に入ってました。

そんな私は、たまたまピラティスに出会いました。

久しぶりに会った友達が、キラキラしていて、とっても健康的に見えたので、訳を聞いたら、ピラティスを始めたと言っていた。だから、私もやってみたら変わるのだろうかという藁にすがる思いで始めたのが、きっかけです。

ピラティスは、生体力学に基づいた、体を骨格から整え、骨に近い、人の体を安定させるための筋肉(インナーマッスル)を整えるエクササイズです。

きちんと、解剖学に基づいた姿勢分析、その人には、どんな筋肉が必要なのか、どうすれば、ストレスのない姿勢を作れるのか、マンツーマンで細かくメニューが組まれます。

私は、ピラティスをしたその日に、体が軽くなったのを覚えています。
そして、たまたまかもしれませんが、その日は、久しぶりに、本当に、よく眠れたのを思い出します。

アダルトチルドレンは、長年の自分を苦しめる思考の癖が、なかなか抜けません。
心を変えたいなら、まずは土台となる体を変えることが大事だと、私も思うのです。

心の問題を、ちょっと、放っておいて、ひとまず体を動かしてほしい。
体を、骨格から変えていくことで、きっと、心の問題が、小さくなっているかもしれない。

それだけ、体を整えることには、効果があるのです。

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