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9月、ピエロギ作り、ドイツへ行く

9月は相変わらずバイトをしながら、忙しい日々。
ポーランド料理をいくつか食べてみて、せっかくだしどれか作ってみたいなと思うようになった。料理教室があるのかなーとポーランド人の友人に聞いてみると、自宅でピエロギを一緒に作ってくれると言われた。
喜んで招待されたお家で、2〜3時間近くかかって生地からピエロギを作りあげた。ピエロギは家族で特別な日にみんなで時間をかけて作るものだとの事で、なるほど、確かにこれはみんなで作るもんだなと思った。
彼女も今まで一人で作ったことはなくおばあちゃんに聞いて秘伝のレシピを一生懸命覚えて教えてくれた。私が食べたことがあったのは、中身が肉のものだけだったが、ピエロギの中身は色々あるらしく、この時はチーズとポテト、ブルーベリーを入れたものを作った。残念ながらスーパーで出来合いのピエロギを見つけてからは、これを買ってしまいもう一度自分で作ったりはしなかった。が、みんなで協力して作ったのはいい思い出になった。
私は日本から持参した味噌を持っていき、味噌スープをふるまった。

ピエロギを作るための板がある


サッカー観戦のためドイツへ

7月、忘れつつあったが、フランスにいた際に友人に誘われてドイツvs日本の親善試合に行くことになっていた。ドイツには行ったことがないくせにVISAの一件で若干恨み節っぽく構えていたが、、ベルリンについて思ったことは、こんな都会だったのか、、、なんか私にはワルシャワ位の程よさが丁度良かったのかもと思え、ドイツへの恨み節的な思いは少し和らいだ。

パリやロンドンでも思ったが、ベルリンの多民族国家ぶりにも驚いた。ワルシャワにいると圧倒的に白人系が多く、アジア人やら黒人系などの人々は他の大都市に比べればあまり見かけなかった。
そのため何となく視線を感じるような、何となく周囲と違う自分を意識してしまう瞬間があった。
しかしここ大都会ではそんな事は全く気にならない。というか誰も気にしていないな、そんな感じがして、何となく居やすい気がした。
ベルリン観光では、東西に分かれていた事を残った壁の一部を見たり、道路に残るそれらしき跡を見ながら、この多民族国家を作ったのも歴史からの学びや教訓からなんだなーと足りない知識量ではあるが、実体験をもとに自分なりに何かしら感じたものがあった。

今回のドイツ旅行のメインテーマはサッカー観戦。今の代表選手もうろ覚えだったので、ベルリンに向かう電車内でYouTubeで即席に事前学習をした。ポーランドから安い電車で行ったため4〜5時間かかった。
ベルリンではCurry36というポテトフライとソーセージにケチャップたっぷりのファーストフードにハマり2泊3日で3回食べた。


ベルリンから試合会場はまた電車で移動、フォルクスワーゲンの工場がある都市で開催された。
ドイツ人は家族連れやら、国旗を担いでユニフォームもバッチリ。みんな気合いが入っていた。
私はただのにわかファンなので、ユニフォームもないがドイツビールを買って、雰囲気を味わい応援する気は満々で、ドイツ人しか周りにいない席でもしっかり大声はって応援した。結果は4対1で日本が勝利。
この時、ドイツの監督に不満があるドイツ人が多かったらしい、周りのドイツ人はみんなよかったな、日本はいい試合したなと声をかけてくれた。
これがW杯やらのトーナメントだったらこうはいかないよね、怖くて帰りタクシーだなとか冗談を言いながらも、勝った喜びと、いい感じのほろ酔いで、初のドイツでのサッカー観戦を楽しんだ。


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