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髪色

私のお茶の先生は良くも悪くも保守本流
原理主義のお考え。
お点前の細かいところまで行き届くようになって
いろいろの理解が深まっていく。
お茶は私がいろんな方に教えていただいたもの
それを私は私を通して 
あなた方に伝えているだけなのよ。


例えば、細かい部分が家元稽古で何度か直されるのを目にされたらすぐそれを取り入れられる。
もちろん、今までやってきた事、他の先生に習ってきた事、それは間違いではないけど、今、家元ではこうですとおっしゃりながら。
あくまで、家元稽古の内容からの類推なので、
本当の変更か否か
はたまたその理由の明確な説明がないのが
いつもながら悶々とするところであります。

ところで、お社中には、最初から先生に習った人
結婚などで住むところがかわったりなどして先生のところに来た人
前の先生が身罷られた方など様々です。
私は最初から先生。
だから、先生しか知りません。

他の先輩方は許されるもしくは見逃されても
私にはできない事がある。
例えば、お稽古場でのメモ書き、写真による記録。もし、書き留めたければ、記憶しておいて、帰りの電車の駅のベンチなとで書くように言われている。


同じ事を、御家元周りの宗匠からも 
伺った事がある。
その時のお稽古、指導はその時のものでしかない。
時間と場所を複数で共有して学んでいるのに、
個人的な事に時間を費やすと場が壊れる、と。
もちろんこの宗匠も、これは自分の稽古内での話でそれぞれの先生のお考えがありますのでねとも。


長々と書きました。
お稽古場で結構明るい色に髪を染められた先輩に
先生がやんわりと否定的におっしゃった時があるんですよね、、、。 
でもね、でもね、どの道染めてるんですから、、

お稽古は、本来は着物。
お稽古用に過美でないもの。
例え、お洋服でも肘から上はださない、スカートは膝下よりながく。
髪は簡素にまとめる。


私にとってお茶は大事。
お稽古の時間は迷った時の停留所。
ただ、日常の生活も大事。
いろいろと憂鬱な事もある中で思い切って
髪色を変えてみたい。
結構切実に思ふ、、、


という事で、今日の美容院。
多分、初ブリーチからのカラーになると思います。

次のお稽古、先生何かおっしゃるかしら、、、


付け加え
これは、私と先生の関係の話であって
お茶なさる方の髪色、
自由になさったらいいというか、
自由になさるべきだと思っています。


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