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助けてもらう技術

「大丈夫?」と聞かれると、
「大丈夫」と答えてしまう私。
自分が頑張ればいい
自分が我慢すればいい
特にママたちは、そうやって無理をしがち。
手伝ってもらうスキルを身につけることは
働くママ、そして親の介護をしてるママにとって
一番重要なスキルといっても過言でないかもしれません。

家族に助けてもらう方法

夫や子ども、家族に助けを求めていますか?
私は長い間、それが一番の苦手でした。

必要な時に「お願い!」と言うための方法3つ

①家事の全体を任せる

仕事でもそうですが、スポット的な依頼だと
いつまでたっても自分で全てを
完結することができません。

たとえばゴミ捨て
家中のごみ箱を集める
→ごみを捨てる
→ごみ箱をそうじ
→ごみ袋をセット
※ごみ袋が無くなった場合は補充

②箇条書きにしてファイルする

すぐに忘れてしまうので
箇条書きにして
いつでも取り出せるように
ファイルしておく

③信頼する

小さなミスは見なかったことにして
この人に任せて大丈夫!と
信頼してみましょう。
視線や表情に不満が出ないよう
気を付けましょう。

こうして自分がなんとなく今まで引き受けていた家事を
どんどん他の家族に分配していきましょう!
家族に任せられる家事が増えていけば、
いざという時に気軽に頼めます。

こどもだって出来ること沢山あります。
あみだやジャンケンで楽しく担当を決めてもいいし
お風呂洗いやうわばき洗いなど水関係は
子どもが楽しむことができる仕事です。

ママは何もしない一日を作って
まるっとお願いしてしまってもいいですよね。

おうちを甘えられる居場所にする

外では大人も子どもも
いっぱい頑張ってる。
だからこそ家は
思いっきり甘えられる場所にしたい

夫婦の協力だけでなく
お金で解決できるサービスを探したり
学校も行きたくないことがあった時は
少し休んでリフレッシュする時間も大切。
そんな風に家族みんなでおうちを
ゆるめの暖かい場所にすることで
気軽に「助けて」が言える人に
なっていけたらいい。

歳をとってからが特に大切

助けてもらうスキルは
歳をとった時に
一番必要な技術です。

母はとても独立心の強い人で
「助けて」が言えない人でした。
物忘れがはげしくなって
友だちとの待ち合わせや
社会保険や税金などの雑務
銀行などのお金の管理など
色々なことが心配で心配で
不安な日々を送っていたことに
私は全く気づきませんでした。
誰にも助けを求めず
認知症が進んでしまってから
異変に気付いて!
もっと早く気づいてあげていたら。。。
私に悩みを打ち明けてくれていたら。。。


この悔しい経験をして分かったことは、
家族や周りに助けを求めることが
恥ずかしいことでも
カッコ悪いことでもなくて
「大事なスキル」なんだということ。

そのためにも、子どもたちが小さい頃から
お互いに気軽に助けを求められる関係を
おうちで築いておくこと。
「強い母」を見せることより
信頼できる家族だからこそ
「弱い部分も見せる母」を目指したい。


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