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場面緘黙が強かった昔

前回、自己紹介として記事を書いたのですが、HSPというのは最近意識したものですが、その前に、『場面緘黙』というものにバッチリ当てはまる事を知った衝撃があります。
・・・あ、自己紹介の続きをやってます。

子供の頃は、(いや、今でもですが)人と話すのが苦手というか、人と話そうとすると緊張しすぎて言葉が出ませんでした。
親戚の集まりが嫌で嫌で仕方がないとか、新学期は知らない子ばかりだと、固まりすぎて話せない。

それ、みんな同じでしょうと思われますが、場面緘黙の子は、1年経っても慣れなくて、ずっと無言が続くのが、普通の子との違いだとか。
確かに、新学期のある日に勇気をだして話をし、友達ができたと思っても、翌日になるとリセットされて緊張状態になり、また1からやり直しをしなければなりませんでした。
学校の先生が親に、いつもこの性格を指摘して、もっと積極的になりなさいと説教されたりするので、余計意識して、本当に学校は地獄でした。
ただ、ほんの2,3人何とか話せる相手が出来た時には、気持ちもだいぶ和らぎました。

「場面」というのは、ある場面では、普通に振舞えるということです。
慣れた家族とは普通に話せるとか、相性なのかなぁ?ごく少数の友達とは話せるとか・・・。

『場面緘黙』は、このように、集団や、特に初対面の人の前では、強力な緊張状態になってしまいます。
こういう感受性の強さは、HSPと共通していると思います。
ただ、私の人生は、このあとある「荒療治」で人と話せるようにはなりましたが、猫かぶりの、違う人を演じてるような振る舞いをするようになってしまいました。
今は、そこから元の自分に戻るための、矯正期間のような感じです。
過去に『場面緘黙』だった方と、お話してみたいと思ったりもしています。

ちなみに、東洋医学の観点から見ると、体の回りを保護する気は肺と繋がっているので、(魄 ハク、と言います。魂魄のハクです。(魂の方は肝と繋がっています))肺、呼吸器の弱い人が多いとのことです。
魄の気が弱いというのは、人からのバリア機能が弱い、バウンダリー(心の境界線)にも影響があるかもしれません。

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