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美味しいもの

仕事柄クライアントとの会食も多いです。
コロナ前は毎週とは言いませんが毎月機会がありました。

しょっちゅう飲み歩くまでの関係ではなくとも
打合せが終わって夜も遅い、軽く一杯行こうよ
が気軽に言える関係というのはいいですよね。

お酒と食事を間に挟んで互いに素の部分も出ますし
円滑な関係を構築しやすくなります。

総工費で数百万から数千万円
時にはそれ以上の多額の予算が飛び交うインテリアデザインは
平均して数ヶ月から半年、一年単位の期間
やり取りが続く中長期の仕事で
必然的に決裁権を持っている方が仕事相手となり
経営者の方や役員クラスの方と常にお仕事をさせていただくことになります。

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決裁権を持っているってこんな感じ?

年齢で言っても私より上の方しかいないので
ご馳走になることが殆どでお店のセレクトも行ったことのないところばかり。

そりゃあ経営者クラスの方々が通うお店なんて紹介制だったり
客単価が高いところ中心で、昔はそのようなお店に連れて行っていただいて社会勉強をしたものです。
フレンチでは床に物を落とした時自分で拾ってはいけない、
ナイフとフォークは外側から順に使うという初歩もそこで学びました。

会話も経営学はもちろん人生経験や今後の私についてのアドバイスなど
貴重なお話を拝聴することが多く
その会社に勤めている一社員であれば
差しでご飯に行くなんてまず無いでしょう。
立場と年齢を超えて自然と対等に話せる機会になる
私の仕事の大いなるメリットの一つです。

そんだけいい話ばかり聞いてるんだから自分の会社にも
そのマインドを潤沢に落とし込んでいるんだろう?
というご質問には華麗にスルーします。

高いお店ばかりではなく
赤提灯でも美味しいお店は数多くありますしファミレスでも十分楽しいですよね。
深夜にバー○ヤンで100円紹興酒を何杯飲めるかを大の大人二人で
楽しむこともありました 笑


会食中に次の仕事が決まったり紹介されることも多々



私はグルメではないですし食べ歩きなど興味もなく決して詳しいわけではないので聞かれても適切な返答はできません。

打ち解けてから会話の中でよく出るのが
どこが一番好きなお店ですか?
何が一番好きですか?
とお決まりトークですが
お店を答える方もいればまず食べれる機会がないだろう
高級な食事まで幅広く。
面白いのが

家に帰って締めのカップ○ードル!
永○園のお茶漬け!
ケン○ッキーの皮の部分とキンキンに冷えたシャンパン!

などなど、誰でも買えるごく一般的なものが好きとお答えになる方も
結構いらっしゃいます。

美味しいもの=高いもの

ではなくこれを食べている時が一番素の自分がそこにいる。
ということなんじゃないかなと。

美味しいご飯は人それぞれ
それが何であっても人には瞬間を愛でる心の拠り所が存在する証拠です。





私はですね. . . . . . . . . . . . . .












黒ラベルじゃないです、赤星ですよ!

を自宅で楽しむのが
極楽浄土に驀地です。


皆さんの拠り所はなんですか?



年内はあと1回ぐらい更新予定です。
ご意見ご質問、お仕事についてのお問い合わせは遠慮なく
下記アドレスに。

takumi@d-ores.art


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