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日光浴びたらパンがおいしい

noteをご利用の皆様、ばれちゃんです。
自分の初投稿記事を見返してみて、あまりにひどい駄文で驚きました。
これからは推敲をしっかりと行っていきたいと思いますのでどうぞお付き合いください。
今回は文に見出しをつけてみました。前回より読みやすくなっているといいのですが。

有閑陰生活

私は基本的に家から出ることが得意ではありません。
外気の混沌とした匂いや、音数が多く耳が混乱してしまう感じが非常に自分とそりが合わないのです。
特に多くの人が活動する日中には、極力家でわかめスープを飲むようにしています。
友達も少ないので急にお呼ばれするようなこともなければ、スケジュール帳がカラフルになるようなこともありません。
なにより自分の家が快適であること。それらが私の引きこもりライフをテスト直前の日本史の授業スピードの如く加速させています。

多分脳みそにキノコ生えた

同時に私は日光も苦手です。単純に日焼けと眩しいのが嫌だからです。
このような経緯により、普段からカーテンを閉め切り、家でのんびりしていました。
そんな生活をしていて健康なわけがありません。
脳みそが腐ってしまったのでしょう。元来の性格に増して病みやすくなってしまいました。心なしか電子辞書の電池の減りも早くなった気がします。

6畳の除幕式開催

ところが最近は引きこもりライフが合法化されてきました。
やれと言われると反発してしまいたくなる、小5男子のマインドを取得した私はこの状況下でなにか自分を変えてみるのもアリだなと思い立ち、部屋のカーテンを開ける決意をしたのです。

緊張の瞬間。
心の中ではマダムたちが氷上に投げ入れるプーさんのぬいぐるみを強く抱いています。ここでためらっていては女が廃ると思い、ひと思いにカーテンを引きました。

別になんてことはない、見慣れたいつもの風景が広がっているだけでした。
感動もクソもありません。だってカーテンを開けただけなのだから。
それでも、なんとなくいつもより風通しが良いように感じます。
たまには開けようかな、そんな風にヌルっと私の除幕式は終わりました。

米派からの寝返り

天気のいい日にカーテンを開けるようにして数日。特に身体に変化は見られません。不摂生や運動不足が改善されたわけではないので、あいかわらずの不健康です。
ですが、一つだけ変化が起こりました。
それは、「パンが食べたくなった」ということ。

今までパンが嫌いなわけではありませんでしたが、基本的にお米が大好きな私はわざわざパンを買って食べるというようなことはありませんでした。
なのに、母が買ってきた少しお高めの食パンを自ら手に取ったのです。
これがなんとおいしいこと。パンがおいしいと感じたのは久しぶりでした。
今となっては、完全にパン派というわけではないものの、パンがあるときはパンを食べています。

日光とパンの関係性については全く分かりませんが、普段からカーテンを開け閉めする習慣のある人はこの感動を味わえないのかと思うと、特別な気分になれます。
人生には、このような本当に一部の人しか気が付くことができないものがたくさんあります。
それをこのような場で共有することができてよかったです。

それではまた。





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