遅筆な人のための文章作成コツ3つ
遅筆な人のための文章作成術を書きました。
ポイントは3つです。
・コピペで埋める
・キーワード文章術
・チャットツールでネタ集め
体験談 筆が重すぎて…
報告書の締め切りがもうすぐ。でもなかなか筆が動かない。
とりあえずパソコン開いてみるけど、目の前にすると筆が重い。時間だけがすぎてしまう。僕もそう言うことがしばしばありました。
でも、文章を書くとうことを分解してみてると、その順番を変えるだけで、案外すんなりと書けるようになりました。
今日は、最低限、書類を埋めるための文章術を紹介します。
コピペで埋めて脳リラ
書類を書くとき、初めての時は終わりが見えなくて、筆が重くなります。
そんな時は、まずは空白を埋めてしまいましょう。前に似たような書類を書いたことがあるのであれば、それをそのままコピペしてみましょう。何もなければ全部、あああああで埋めればいいです。
あああああで埋める理由は、文字数を数えるため、空白をなくすため、そして完成形をイメージしやすくするため、です。
A4一枚の報告書も初めはどうしよう〜となるかもしれません。それでも、まずはコピペで良いので埋めましょう,そして文字数に直しましょう。
およそ1枚だと、2千字になります。ここでもまだ、2千字!ヒョエ〜〜な人もいると思います(僕も同じく)。
ですのでもうひとステップ、文の数に直すまでしてみましょう。
理系の文章だと一文を二十文字程度で書くことを推奨されています。今のこの記事で一文が大体、三十文字程度です。
であるとすると、二千字だとさっくり66文です。いかがでしょう?少し、気が楽になりましたか?
でもまだまだハードルは高いかもしれません。では次はキーワード文章術について紹介します。
キーワード文章術で脳リラ
文章を書くって、きっと頭で言いたいことをイメージして、イメージに合う単語が出てきて、主語述語や形容詞を判断して、その単語を文になるように並べ、てにをはを選択する過程があるのかなと考えました。(文を書きながらだと、感じることができると思います)
で、いきなり文章を書き始める場合、最後の単語まで、文になるように並べる過程まで済んで初めて書くわけです。
ですがたまに書いている途中で、あれ?これ完璧な文章になってないなと、ストレスを感じることがあります。
なら、単語だけ並べるだけ並べて、つなぐ過程をなくしたら、文章書くのが楽になるのではないか?と考えました。
実際この記事を書く前のメモもこんな感じです。
案外、文法的に正しい文章を書くって脳に負荷が大きいです。キーワードで列挙するだけで、考える速度に近い速度で、書くことができます。
この適当なキーワードがいくつかの文になります。
ですが、ネタがなければ何も書くことができません。報告書も論文も助成金の資料もネタ集めが大事です。下の本では、ネタを集めてならべれば(どう書くかより誰に向かって何を書くかにフォーカスして、後はネタがあれば)、文章は悩まず一気に書き終わると書かれています。著者はこの本の10万字を計29時間30分で書いたと書かれています。(さすがプロです.めちゃめちゃ速いです。)ぜひ、kindleでサンプルだけでも読まれてみてください。
脳リラネタ集め
ネタは例えば報告書の場合は、方法、結果、考察です。論文の場合は、先行研究調査、実験方法、結果、考察です。助成金の場合は、社会的な課題、先行研究調査、実験方法、プレ試験の結果です。実験結果は実験するしか無いのですが、社会的な課題、先行研究調査、を行うために,リラックスしながら、長期的に続けられる方法を紹介します。ネタ集め自体が時間がかかるので、簡単なハックを紹介します。
-電子データで集める
ネタの入手先は、HP、本(Kindle)、NewsPicks、Twitter、Research gateです。Kindleは仕事術や趣味の本。Twitter、NewsPicksは社会的課題と最先端技術の情報収集。Research GATEは最新の論文の投稿状況がわかります。全部電子データで集めて置くと、文章中の数字をコピペすることができる点が便利です。数字は説得力を持たせるために大切ですが、数字が間違っていると、説得力がなくなりますので。
-チャットツールで人とたくさんの回数揉む
Slackなどのチャットツールで揉む。できれば一方的なやりとりよりも、お互いに「それ、おもしろいね!」って論文を紹介しあえる人とLINE、Slack、Twitterなどで揉むと良いと思います。個人的なコツはグループの中でこの人だったら、一番反応してくれそうだな!っていう人に、個別で送信すると良いと思います。ココで次の研究のタネを結構作ることが出来ます。
-最先端の研究を知る 学会,論文
例えば、学会に参加したときは、データで論文集をもらうことが多いので、講演聴きながら、図をスクショ→コメント入れてslackで研究テーマのグループに投稿→グループの人が返信、となります。気になる参考文献もスクショや引用しておくと、便利です。思い出すための検索に使えそうなキーワードを入れて置くと後で便利です。こちらは学術的な記事がベースになるので、アカデミックな研究ネタづくりに向いています。簡単な質問や一見それ違うんじゃない?って返答にちゃんと答えることで、頭がクリアになっていきます.
-社会的な課題,国際情勢,最先端技術を知る Newspicks、Twitter
また、Newspicksだと、記事URLを送って、「このApple watchを使った〇〇技術☓☓に使えませんかね〜」とコメントを入れると、研究パートナーの方から「△△が測れるので,それを使って□□を評価するって良いかもしれませんね」「あぁそれいい〜」となります。そこから、「じゃあ〇〇の助成金に出してみますかね〜」と話が膨らんでいきます。TwitterやNewspicksは社会的な課題と最先端技術の確認に向いていますので、実用化研究に向いています。下は適当に書いたやつです。
-実物を見る・現場に行く
最後は、できれば実物を見て、現場に足を運ばれてください。やっぱり本を読むだけでは感じられなかったことが、いっぱいあります。そこでの感想をslackに上げると、再び構想が広がります。
まとめ
今日の記事では,遅筆な人のための文章作成術を紹介しました。ポイントは3つです。
・コピペで良いので,埋めて文字数と文章をカウント
・キーワード文章術で埋める
・チャットツールで脳リラネタ集め
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