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【エッセイ】雪の降る日に思ったこと。

日本列島には今寒波が押し寄せている。
僕の住む地域でも、雪が降っている。

絶えず雪が降り注いでいる。


この雪たちは、いったいどんな思いでいるのだろうか。

上空3000メートルから、
友達と一緒に空へダイブ。
あたりには自分と同じく空を降りている無数の雪。
数分かけて、降りていく。

いよいよ地面。
街を歩く人の間をぬって、
ヒラヒラ、ヒラヒラ。
落ちていく。

地面についた。
ポトッ。
消えちゃった。

1つ1つの雪は、誰にも見られることなく、
地面に落ちて、溶ける。
ああ、なんのために生まれてきたんだろう。

たくさん兄弟が生まれて、
空から落ちて、
みんな数分で消えちゃう。

何もすることがなく、
ただひたすら親の雲から降りては、
地面に消える。


でも、、、
前に降った雪が溶けずにいると、
自分もその上で溶けない。
自分の上にも、雪が積もる。

人生って気まぐれだ。
運が悪ければすぐに消えてしまうし、
運が良ければ、長生きできる。

これは自然の摂理だから、仕方がない。
だから僕は、
運を少しでも良くするために、
今を楽しみながら生きている。

今を楽しんでいれば、
運が悪かった時でも、
後悔はないと思う。


今を楽しむためには、
誰かに助けてもらわなければいけない。
自分一人でできることと言ったら、歩く、寝るぐらいしかない。
食べる、テレビを見るなどのことは、
他の人間、あるいは動植物に頼らないと不可能だ。

1人では怖い夜道も、
2人なら安心できる。

1人ではできない演奏も、
たくさんの人が協力すれば大合唱になる。

だから、何かしてもらったら、
その都度感謝の気持ちを表した方がいい。

感謝の仕方はいっぱいある。
軽い会釈もあれば、
土下座で深く感謝を込めることも。
それはその時の状況で判断するしかない。

その一つ一つの行為で、
みんなが笑顔になり、繋がっていく。
笑顔の輪が広がっていく。

本当に、
ちょっとした感謝をみんなが伝えるだけで、
世界は平和になる。

日々ミサイルに怯えることもなく、
核戦争が始まることもない。
人質も解放されて、
みんながハッピーな世界にできる。
これが世界の人々に分かって欲しいな。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
雪の粒から世界平和までつながってしまいましたが、
日々の楽しみとしてみていただけたら嬉しいです。

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