2回の流産を経て…子どもが出来なかったら?を考えた。

2度の連続した流産は反復流産と言い、夫婦のどちらかに、流産を繰り返す原因がある「不育症」の可能性もあるそうです。

不育症とは広い定義では、妊娠は成立するものの、流産や死産、新生児死亡(新生児:出生後28日を経過しない乳児を繰り返し、結果的に子どもを持てない病態をいいます。特に流産(22週未満に妊娠が終了してしまうこと)を2回以上繰り返した場合を「反復流産」、3回以上繰り返した場合を「習慣流産」といい、大多数の不育症は妊娠12週未満の初期に発生します。


私達夫婦は子どもを望んでいる。

流産を経験して、最初は「子どもが出来なかったらどうしよう」ばかり考えていました。

子どもが出来なかったら…

子育てが出来ない。家族が増えない。
思い描く理想の家庭が作れない。
旦那さんの遺伝子を残すことが出来ない。
親をがっかりさせてしまう。
友達からはきっと憐れんで見られてしまい、対等に付き合えなくなるし、話が合わなくて疎遠になってしまう。
会社を辞めた今、子どもも出来ず、自分が社会的にダメな人になってしまう。

子どもを望んでいるのに、出来ないことでこんなにも悲しい未来になってしまう。

ずーっと私はそのことばかり考えて、落ち込んでいました。

でも、とあるYouTube の動画で見て考えが変わりました。

「大愚和尚」というお坊さまの一問一答形式の動画です。

質問者は病気があり、子どもが出来ないかもしれないと悩んでいる方。そんな方に対して大愚和尚は「子どもが出来ない未来を考えてみてください」と答えていました。

それを聴いて、私も「もし子どもが出来なかったらどうする?」というを考えてみました。

子どもは欲しい、でもそういう未来になったら…自分はどう生きるか。

どうしようというネガティブな考えでなく、どうするか?どう生きるか?という問いを考えたら答えはすぐに出てきました。

私、子育てしてみたい。それが血の繋がりのない子であっても。

私と旦那でその子を精一杯育ててあげたい。そして素敵な家族を作っていきたい。


要は「養子を取りたい」のだということ。

これを旦那さんに話すと、意見は一致していました。

もちろん希望としては自分達の子が出来ればそれが一番。

でも、養子を迎えて育てていくのは同じ位価値があることだと思いました。

だって、何らかの事情があって育てられない子を引き取ることは、十分社会的に価値があり、素敵なこと。

その子と一緒に家族になるのは、普通に子育てするより難しいかもしれないけど、きっと普通よりずっと楽しく価値があることだと思いました。


未来を考えるのが辛かった私ですが、一気に未来が明るく輝いて見えるようになりました。

子どもができても出来なくても、楽しい未来がきっと待ってる。と。

人生は何が起こるか分からない。

希望通りの未来は得られないかもしれません。

でも、自分の置かれた境遇や自分の持っているものの中でどうすれば幸せになれるか考えて、精一杯生きることが大切なんだなと感じました。


まだ未熟者だけど、そんな大切なことを学べて感謝です^_^

大愚和尚の動画のリンク貼っておきますので、気になる方は見てみてください!

https://youtu.be/CiTMlE-0vZs


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?