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おまえはファシりだす 何かに追われるよう

はじめに

これはDevLOVE Advent Calendar 2021 6日目の記事だ。

こちらのイベントに関連した「くれない」話を書く。

あとに続いてきて「くれない」

何かを変化させるために一生懸命動く。みんな、ついてきてくれる。なんだけど、だんだんと自分まかせになってきているような気がする…。みんなついてきてくれない。くれない・・・くれない?

紅ダァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

なぜこうなってしまうのだろうか。

場を牽引しすぎていないか

変革の先頭をひた走るあなたは、その場にいる誰よりもその変革対象のスキルを有している。だから、必然的に様々なサポートをすることになるだろう。しかし、このとき「サポートしすぎ」になっていないだろうか。

今回は、場のファシリテーションでその「サポートしすぎ問題」に切り込んでいきたい。

「チームにふりかえりを定着させたいから手伝ってほしい」というときに、下準備から何から、その場のファシリから何から全部やってしまうとどうなるか。その場はうまくいくだろう。満足感もあるし成果も出るだろう。「ふりかえりっていいですね」という言葉も出るだろう。しかし、それは再現性のないものだ。あなたがすべてやってしまうと、ファシられた側はファシる経験値を得られない。

お前はファシりだす、なにかに追われるよう

経験の浅いチームがファシる様を見て、あなたはもどかしく感じる。あー、Aさんなにかいいたいことありそうなのに。あー、ファシリテーターが恣意的にまとめすぎだな。あー、Bさん全然発言しないな。

よし、いっちょやってみるか!

と、途中からファシリの主導権を握ってしまう。そんな経験ないだろうか。私はあります。

もどかしさから主導権を握ってしまう、その気持ちはよくわかる。けれどもあなたがやりたいことはなんだろう。その場のファシリをうまくいかせることか?それも大事だ。けれども変革させること、ファシれる人をふやすこと、が目的なのだとしたら、ここはぐっとこらえるところだ。

これで「もう耐えきれない」と主導権を握ってしまい、その結果「いやーなかなかファシリの手離れしなくて。。。」なんて言ってしまってるとしたらそれはあまりうれしくない状況だ。苦しい。

Unfinished(未完成)を見守ろう

なので、くれない族の諸氏は「見守る」ことを覚えよう。たとえ自分の目から見て未完成な状態だとしても、そこは見守る。もちろんフィードバックはしよう。けれども、あくまで行動の主体はその人達だ。
There’s nothing I can do anymoreだ。

今日もたくさんX JAPANの曲を紹介できたので私は満足です。


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