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新卒1年目の家計管理術

この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 2021 の19日目の記事です。

こんにちは、今年春に大学卒業した CAMPHOR- の元メンバーどらです。社会人になり、大学生の頃に比べて扱う金額も大きくなりました。今日は、そんな中で気をつけている家計管理のTipsをいくつか紹介したいと思います。

本記事には資産運用に関連した内容が含まれますが、筆者はファイナンシャルプランナー等の資格は有しておらず、特定銘柄の推奨などを行うものではありません。銀行口座や証券口座、運用銘柄などは最終的に自身で判断をお願いします。

予算を立ててラップを意識する

家計の管理には Money Forward ME を利用しています。「予算」機能があり、各分類について「固定費」「変動費」「予算管理しない」の3つに分けて月々の予算を立てることができます。

実際の「予算」機能の画面(予算額などは所々フィクションを含みます)

最初に手取りと貯蓄したい金額を決めてから、各分類に配分していくので簡単に理想的な予算を立てることができます。ここで予算を立てると、ホーム画面に予算の進捗状況が表示されるようになり、月末の着予が表示されます。

ホーム画面に表示される予算に対しての支出着予

新着入出金を確認するタイミングでここを見る癖をつけることで、月末「気づいたら使い過ぎていた…!」というミスを防げるので、最近マネフォで一番重宝している機能です。ちなみに、自分は予算に副業の収入は含まず、本業の手取りのみで立てています。

気をつけるポイントとしては、予算内にに臨時の大型支出(家具や立替払いした旅行代など)を入れるとあっという間に機能しなくなってしまうので、「特別な支出」に分類を変えるなどする必要があります。

貯蓄はNISAとiDeCoで

手元に残ったお金は、現金を多少残す以外は基本的に資産運用に回しています。今は楽天証券の楽天カードクレジット決済を中心に行っており、上限が月5万円なので、

  • つみたてNISA: 月33,333円

  • 特定口座: 月16,667円

の積立を行なっています。楽天カード積立は1%ポイントが付与されるため、これだけで年間6,000ptが手に入り、ポイントは楽天カードの支払いに充当できるため、無駄な支出も増えないのが気に入っているポイントです。

比率はほぼ株式で、米国株式が多めです。入社当初からやっていたのはこの2つでしたが、来年からは節税効果も見込んで、

  • iDeCo: 23,000円

も追加する予定です。資産運用は長期での複利を狙う以外に、定期預金同様に引き出すハードルを上げるメリットもあると感じています。

入社したてはやりすぎに注意

ただし、入社早々「資産運用ガンガンやるぞ!」というのは、心意気はいいですが少し熟考する必要があります。
まず、会社によっては締日の都合上、初月の給与が満額支給されない場合があります。少なくとも2ヶ月目以降に始めるのが良いでしょう。
また、生活が安定するまでの3ヶ月〜半年ぐらいは支出傾向が掴みづらいことが多いので、最初から積立上限まで回すのではなく、少額から始めて徐々に引き上げていくのも良いでしょう。

特にiDeCoは、60歳まで原則引き出せない(参考)ので注意する必要があります。また、それ以外の投資信託などについても、本来は少なくとも数年、できれば20年30年と複利を重ねて積み上げていくものですので、早期に引き上げてしまうと損ばかりしてしまうかもしれません。

銀行口座やカードはどうしてる?

銀行口座はスルガ銀行をメインにしています。デジタル通帳を使い、20万円置いていると、無制限にATM入出金ができるほか、月10回まで振込無料になるため、友人との割り勘などにも気軽に使えます。また、この条件があることで常に20万円以上残しておくモチベーションにもなり、生活の安定につながっています。

スルガSTARプログラム (出典)

スルガ銀行は地銀に分類されるので、ネット銀行あるあるの口座振替で使えないといったトラブルが少ないのも良いところです。なお、以前まで使用していた住信SBIネット銀行も、副業の収入受取や競馬の投票などのサブ口座として引き続き使用しています。

クレジットカードについては、昨年記事を書いた頃からあまり変わっていないのでそちらを読んでいただければ幸いです。

楽天買い回りでふるさと納税

美味しい食べ物や旅行クーポンなどが楽しめるふるさと納税もおすすめです。このとき、楽天市場の月1回ほどある、購入店舗数によってポイント倍率が上がる「お買い物マラソン」で行うととてもお得になります。

買い回りでは店舗数が重要となりますが、寄付する自治体を分散させることで簡単に数を増やせるので、必要な寄付をしながらポイントを多く獲得できます。目ぼしい返礼品がない場合は、返礼品なしの1,000円寄付を選んでポイントをもらう選択肢もあるのが良いところ。

ただし、年間に5自治体を越えて寄付してしまうと、確定申告せずにふるさと納税が行える「ワンストップ特例制度」が利用できなくなるので、確定申告の予定がない人は気をつけてください。

また、買い回りでもらえるのは期間限定ポイントなので、楽天カードの支払い充当や投信購入には使えません。楽天ペイでスーパーなどで消費してしまうのがおすすめです。

終わりに

この記事では、いま自分が心がけている家計にまつわる話をいくつかまとめました。ベストな家計管理や余剰資金の置き方などは、各人の環境によって十人十色だとは思いますが、参考になる部分が少しでもあれば嬉しいです。

それでは、良いお年を!

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