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🟦NANDフラッシュ価格@2024年第3四半期
エンタープライズSSDで急上昇!コンシューマー向けは低迷
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🟦NANDフラッシュ価格@2024年第3四半期
トレンドフォースによると、NAND サプライヤーが2024年後半に生産を積極的に増強していることにより、第 3 四半期の NAND フラッシュ充足率は 2.3% まで上昇し、混合価格の上昇は 5~10% に抑えられると予想されます。2023年上半期は、メーカーが生産を抑制し、収益性を回復したことで、NAND フラッシュ価格は力強い回復を見せました。しかし、その後は生産増加と需要低迷の影響で、価格下落傾向にあります。
🟦AI特需で企業向け急上昇、スマホ在庫で値上げ鈍化
NANDフラッシュ供給量は生産増加で過剰になりつつあります。 エンタープライズ向けのAI投資を継続し、サーバー向けSSD需要が高まっています。 コンシューマー向けの需要は低迷しており、特にPC市場は昨年末の値上げの影響を受けています。 スマートフォン向けはUFS在庫を増強しており、そのため価格上昇に抵抗しています。
第3四半期NANDフラッシュ価格見通し
エンタープライズSSD:15~20%上昇
PC向けSSD:3~8%上昇
UFS:3~8%上昇
eMMC:横ばい
🟦まとめ
NANDフラッシュ価格は供給過剰で下落傾向にあるが、一部の高需要分野では値上げが続いています。エンタープライズ向けはAI導入拡大で好調一方、コンシューマー向けは低迷が続いています。
AIの進化は、半導体業界全体に大きな影響を与えています。GPUだけでなく、DRAMやNANDなどの需要も増加しており、半導体市場の新たな成長を牽引しています。
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