ライターの本質は「伝えるプロ」であること

副業とはいえ、自分自身がライターとしてお金をいただくようになってから、ライターとは?みたいなことをけっこうグルグル考えています。

ライターに対する「一般的なイメージ」と「自分がやってみての実感」と「今後の自分の身の振り方」なんかを混ぜ合わせて、グルグルと。

今回はそんな中で一旦たどり着いた答えがあるので、忘れないうちにメモしておきます。


ライターの「本質」とは

ライターとは何であるか?を考える過程で、「そもそもライターの本質って何なんだろう?」ということを考えてみました。

今時点での結論は以下。

ライターの本質は「伝えるプロ」であること。

ライターとして一番大事な本質、言い換えると、持つべきプライドってたぶんこれかなと。

当たり前の結論ですが、直近これに一旦行き着きついています。

とはいえ、僕がライターのプライドを語るには経験がまだ浅いのは百も承知です。

なのでなんとなく想像の範囲ではあるけれど、「ライターってこんなことにプライドもってやっていくといいんじゃなかろうか」というのが、ちょっとずつ見えてきている気がしているのです。ライターとしての「本質」が少しわかってきた感じ。

で、それが「伝えるプロである」ということ。

語彙であったり、見た目であったり、リズムであったり、その他にもいろいろありますが、あの手この手を使って、ちゃんと伝わる文章を書くこと。

ちなみにライターに対しての一般的なイメージはこんなところでしょうか↓

  • ほとんどのライターは基本受託

  • なんだかんだいっても労働集約

  • 結論、ライターだけじゃ食っていけない

副業目線(要はお小遣い稼ぎ)で考えると、こんなところに落ち着きます。というかこんなところにしか落ち着きません。そして、残念だけど、たぶんこれは正解。

…なのだけど、

「ライターとは伝えるプロである」という本質的な目線でみると、僕にとってはやっぱり魅力的だし、今のところ突き詰めてみたいと思えるし、ライターって案外悪くないかもなって思うのです。

「SEOライティング」について

本質の話にも関わってくるのですが、「SEOライティング」について触れておきます。

ほとんどの副業ライターは、ランサーズやクラウドワークスで「SEOライティング」案件をとるところから仕事が始まる人が多いと思います。

結論(持論)からいうと、SEOライティングというスキルは「伝えるプロ」であるための一つの手段ではあるけれど、決してライターとしての本質ではない、と僕は思っています。

なので、ぶっちゃけSEOライティングのような"味気のない"ライティングスキルにはあんまり興味がありません。(もちろん副業ライターを成り立たせるために、最低限のSEOの知識は持ってはいますが)

これはこれで「伝わる」ことを考えられた立派なスキルであることはわかってますが、まぁなんというか、相手が「アルゴリズムさん」なんですよね。(要はGoogleです)

まずは「アルゴリズムさん」の第一関門を突破しないと、本当の読者である「人間様」には読まれないわけです。

なので、SEOはとても大事なのですが、なんとも味気ない似通った構成の文章ばかりがネット上に溢れています。

正直つまらん。課題解決にはいいかもしれないけど、文章としてはほんとつまらん。

まぁ最終的にそれが読者に届いて読まれるときに、PREP(結論→理由→具体例→結論)で書かれているとわかりやすいのは間違いないです。

ネット検索する人の目的が「何か課題を解決したい人」なので、そういう課題を持ち且つ時間のない現代人に対しては、結論から書かれているSEO記事は価値があるかもしれません。

ただ、なんとも味気ない(2回目)。

そしてこれ大事なのですが、ライター側からしてもぶっちゃけ書いてても楽しくないんですよねw

もうさ、アルゴリズムさんに対しての文章(=SEOライティング)は、アルゴリズムさん(生成AI)に作成してもらうのが、ここから先の時代においてはどう考えても合理的。もう任せちゃおうぜ。

「伝えるプロ」になるために

ライターの本質は「伝えるプロであること」としたときに、伝える(伝わる)文章にはなにが必要か。

一旦の僕の答えは「熱量」です。

SEOライティングではないと思っています。先述の通り、SEOライティングは大事は大事だけど、ライターとしての本質は突いてない。枝葉末節。(言い過ぎ?笑)

そして「熱量」がなにから生まれるかというと、それはおそらく「一次体験」。まぁ一次でも二次でもなんでもいいのですが、「経験」ですね。

「一次体験」があるとそこに本人の「熱量」が加わるので、結果「伝わる力」が強まります。(一次体験だらけの僕のレースレポートとか是非読んでください、面白いからw 熱量高くて長くなるのがたまにキズw)

で、この流れでなにが言いたいかというと下記です。

「熱量」をもって話せる「一次体験」を増やすために、「好奇心」をもっと持つべし。あとできれば、好奇心をもって触れた情報をモノにするための「行動力」も持てたら尚よし。

単なるお小遣い稼ぎの副業ライターで終わる気がないのであれば、この「好奇心」と「行動力」は超重要だと思います。これがないとたぶんライターは続けられないです。(←これ、自分に対してすごい言ってる)

僕としては、どうせやるなら「AIには書けない文章」を書けるようになりたいし、どうせやるなら本当の意味での「伝えるプロ」になりたいです。

最後、所信表明w

ま、そんなことをちょっと思った副業ライター8ヶ月目の暑い夏の日でした。


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