見出し画像

休校期間中の遅れは取り戻せるの??



【日本経済新聞の調査から分かったこと】
①休校によって、多いところでは約200時間分の授業が消失している。 
 ↓
対策として、夏休みを短縮する自治体もある。
和歌山県・岡山県・・・・・・9日間
東京都・山形県・沖縄県・・・10〜19日間
茨城県・栃木県・埼玉県
石川県・岐阜県・愛知県・・・20〜29日間
千葉県・奈良県・・・・・・・30日以上
(学校の判断により変更あり)
  
②7割以上の都道府県教育委員会が「緊急事態宣言解除で学校が再開しても、当面は元どおりのペースでの授業は困難」とみている。
 ↓
原因は「感染防止対策」
・分散、時間差通学
・在校時間短縮
・1学級の分割授業
・感染リスクのある授業の中止
・地域別の学校再開 など

③ 36の道府県が「年間の学習課程は、予定通り終えられる」としている。

【最後に】
「休校によって、多いところでは約200時間分の授業が消失している。」
ということが調査結果からわかりましたが、高校の授業を1コマ1時間とし、1日6コマで月に20日間の授業日があると考えると
1ヶ月あたり  1時間×6コマ×20日間=120時間 の授業時間となります。
そうなると、この休校期間だけで1、2か月分は授業が少なくなっています。
「学習課程の終了」だけであれば、ペースを調整すれば年度内に終えられると考えられますが、受験生にとって入試前は復習や問題演習を行うなどの、ラストスパートをかける時期でもあります。ですので、ギリギリまで教科書内容のことを授業でやるとなると、十分な入試対策ができないまま本番を迎えることが考えられます。入試にむけて不安なことも多いですが、ひとまずは、学校の授業で習ったことをとりこぼさないように、毎日の復習を大事にしていきたいところですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?