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大学生の心の内

感染予防対策は必要なものの、小中高の学校は授業をほぼ通常通り再開しています。ただ、全国から多くの学生が集まる大学では、後期もオンライン授業を継続する大学も多くあります。

オンライン授業を受けている大学1年生の心の内をまとめた記事を今回は紹介します。

【大学生の本音】
「モチベーションを保てない」
・刺激しあえる仲間とのコミュニティーとしての大学を楽しみにしていた。
・テストやレポート課題が例年より多い

「同級生と相談できない」
・習い始めの専門分野の勉強を自分一人で進めるのは難しい
・「わからないのは自分だけ?」という不安感

→ただ、わからないところを自分で調べて習慣や、時間を管理する能力はついたという声もあった。

「オンラインのつながりは薄い」
・授業では関わっても、それ以外の場で関るのは難しい。
・「オンラインで繋がれる」とはいうが、それはすでに関係ができた後の話


【最後に】
学業が最優先ですから、オンライン授業を聞いて、必要なことは自分で勉強して単位を取ることができればそれでいいのでしょうが、大学に行って、先生や他の学生と交流することで得られることは多くあります。


例えば、最初は教員免許さえ取れればいいと考えて入学した学生が、他の学生が受けている講義の感想を聞いたことがきっかけで心理の授業を取るようになり、最終的に大学院にも行って研究を続けるようになったり・・・

人との出会いが、その学生の人生を変えるようなこともあります。

とはいえ、感染拡大のリスクをとってまで講義を全面的に再開するべきとは思いません。ただ、そのせいで人との交流の機会が無くなってしまうのは勿体ないと思います。

なかなか学内にいない先生もいますが、「オフィスアワー」と呼ばれる、教員と学生のコミュニケーションを充実させるための時間を設定している先生も多くいます。

授業の質問をしにいくでもいいですし、その分野に関する話をきく、本を紹介してもらうなど、うまく利用すればかなり勉強になります。「このへんの話は○○先生が詳しい」というように新しい出会いに繋がることもあります。
(この状況なので、学生と直接会うことを控えている先生もいるかとは思いますが・・)

来年もどうなるのかわからない状況ですが、
「置かれた状況で、最大限充実した生活が送る」
という気持ちは、これから大学生になる人も持っておくとよいかと思います。


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