教員志望の学生の不安・・
今回は来年の春、教員になる学生の現状をまとめた記事を紹介します。
教員になりたい、興味があるという方向けのお話になるかと思います。
「子供の未来を預かる仕事。いきなり現場に出て務まるのか」
「一時は眠れないほどのストレスに襲われた。」
と、今年実施予定の教育実習が中止や期間短縮になった学生らは語っています。
教育実習は、幼稚園・小学校・中学校・高校の教員を目指す学生が、
教員免許取得に必要な授業の一環として行うものです。
大学の附属学校がある場合は、大学から割り振られたり、
出身校に学生自身が連絡をして、受け入れてもらうなど様々なのですが、
学生を受け入れるかどうかは各学校の判断になるので、受け入れを拒否された学生も今年は多くいたようです。
【最後に】
筆者自身も小学校、中学校と教育実習に行った経験があります。
教育実習は、今まで大学で学んだことをいかして授業を作り、実際に児童生徒を相手に授業をしてみるというのが大きな目的の一つです。
実習で授業の作り方や、児童生徒との関わり方を全て学ぶというわけではないので、実習ができない=「教員の質が下がる」というわけでは必ずしもないように思います。
ただ、実際に教員になってから初めて子どもの前で話すというのは、先生自身の負担が大きいように思います。そういった点では、学童のボランティア、こども食堂、塾講師・・など教育実習の期間以外でも、長期的に子どもと関われる場を一つでももっておくことは意味があるように思います。
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